暖かくなったり、寒くなったりとなかなか安定しないが、それでも少しずつ春が近づいてきた。梅の花がちらほら咲き始め、もう間もなくというところだろうか。
ブロッコリーもすくすく成長中
先日蒔いたブロッコリーもすくすく育っており、本葉が見え始めた。順調に行けば5月半ば頃に収穫できると思う。
今回は間引き前提で種を蒔かず、そのまま育てられるように間隔をしっかり取ってある。いくつかは芽が出なかったが、この前よりはたくさんのブロッコリーができる予定である。収穫したてのブロッコリーは色もよく、とてもやわらかくておいしいので、我が家の食卓に出すとたちまちなくなってしまう。今から待ち遠しい。
以前ブロッコリーとニンジンを育てていたスペースは、土の養生中なので今は土しかない。それなりにフカフカな土になってくれたようである。生ゴミ処理機がもうすぐいっぱいになるので、それを混ぜた上でもう少しだけ休ませておこうと思う。
今現在は何を植えるか決めていない。3月になると応募した体験農園がスタートするので、そこで扱う野菜を参考にしてもいいだろう。とりあえずはゆっくりと力を蓄えてもらうことにしよう。
記念碑として何か
先日、飼っていたモルモットが亡くなったということを記事に書いた。(その記事は「250.節分(2016-02-08)」)
庭に深く穴を掘り、石灰をまいた上に入れて埋めてある。掘り起こされないようになるべく深くしてある。
そこに大きめの石を置いていたのだが、せっかくだから何か記念碑になるような木を植えたいと思っていた。ブルーベリーであれば、比較的簡単に育てられるということと、ツツジ科であるので浅く植えつけることができるので検討していた。
ある日、毎月市が出している市報を見ていると「苗木の無料配布」の文字が目に入った。定期的にこういった苗木の配布を行っているらしく、2月25日と26日の2日間に渡ってやるというのだ。
配布する木は、さつきやキンモクセイ、ハナミズキなど6種類。その中にブルーベリーも入っていた。ブルーベリーは1日10株、合計20株の配布ということで、だめもとで行ってみることにした。
いざ配布会場へ
子どもを幼稚園に送ってから、自転車で会場に向かった。少々早い時間に着いたのだが、もうすでに苗木をもらって帰る人がいる。10時からスタートで9時40分ころに着いたのだが、かなりアバウトなスタートだったようだ。半ばあきらめながら会場に行ってみた。
「ブルーベリーが欲しいのですが・・・。」と聞いてみると、まだ残りがあったようであっさりもらうことができた。その日は私が6本目だったようだ。すでに半分はなくなっていたということになる。一体何時から始まっていたのだろうか。
とにもかくにも手に入れることができたので、気をつけながら持って帰ってきた。ブルーベリーは基本的に自分だけでは実をつけない。同じ品種のブルーベリーを複数用意して受粉しないと実がならないのだ。実がなればそれはそれでいいと思うが、目的は記念碑なので花が咲けばそれでいいだろう。もっとも、このブルーベリーの品種を聴いてくるのを忘れてしまったので、もはや同じ品種のブルーベリーを揃えることができないのも事実だが。
早速庭に植えることに
こちらがもらってきた苗木だ。苗木と言っても80cmくらいはある。先述したとおりあまり深く根を張らないので、大きめの鉢でも育てることができるそうだ。
よく見るとつぼみがたくさんついている。品種によっては6月~7月には収穫ができるので、もうすぐ開花の季節なのだろう。品種によるが、大体4月には開花を迎えるという。ブルーベリーの花は直接見たことがないので、とても楽しみである。
ブルーベリーは酸性の土壌を好む。専用の土を作らなければならないので、急ぎホームセンターに向かう。ピートモスと呼ばれる土壌改良材を購入するつもりだったのだが、まさにブルーベリーの為の土が売っていたのでこれにすることにした。中にはピートモスや赤玉土など、ブルーベリーに必要なものが配合されているようだ。
早速庭で浅めに土を掘り、買った土を入れる。そこに苗木を入れた後、こんもり山になるように土をかぶせた。乾燥に弱いということなので、元から庭を覆っている砂利をかぶせてたっぷりの水をあげた。水のあげすぎもそれはそれでいけないということのなので注意が必要だが、鉢植えよりは気にしなくてもいいとのことだ。
庭の中でも日当たりが抜群にいいところに、無事植えることができた。モルモットのモモちゃんは、きっとこのブルーベリーとして我が家を見守ってくれるだろうと信じて。