289.テレビを壁掛けに(2020-02-05)


すっかりネタがなくなってブログの更新も途絶えてしまったが、ようやくネタができたので久々に書いてみる。

テレビを新しく購入したのだが、地震対策のことを考えると壁掛けにした方がいいのではないかと思い、テレビボードへの取り付けをした。

その際、少々戸惑ったことがあったのでそれを紹介していこうと思う。

一条テレビボードへ壁掛けしようと思っている方の参考になれば幸いである。

32インチのテレビと同じ値段で

そろそろテレビを買い替えたい、そう思って新年早々テレビを購入した。今までは賃貸時代に使っていたテレビをそのまま引っ越しして使っていた。32インチのテレビだ。

賃貸時代はこのサイズで十分だった。が、i-smartへ引っ越ししてからはずいぶんと小さくなってしまった。

我が家は一条オリジナルテレビボードを取り付けてもらっており、当然テレビはそこに置いていた。このテレビボードは横幅167㎝もあり、70インチのテレビでも設置可能だ。そこに32インチのテレビが置かれているのだから小さく感じるのも無理はない。

ということでいろいろと下調べをしたうえで、東芝の50M530Xというテレビを購入した。

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決め手はいくつかあったのだが、値段、国内メーカー、サイズとYoutubeやAmazonプライムビデオが簡単に見ることができるという点でこれに。確か32インチのAQUOSが当時10万円くらいで購入したはずだから、同じ値段でこの仕様なら文句なしだ。

せっかくだから65インチでもよかったのだが、テレビとソファの距離的に大きすぎると判断。50インチで十分大きいということでここに落ち着いた。

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というわけで近くの電気屋を回って購入。配達と設置までしてもらった。この時はまだテレビボードのローボードへ乗っけるつもりでいたので、テレビに付属のスタンドを付けてもらって設置完了となった。

地震対策として壁掛けを検討

これにてめでたしめでたしとなるはずだったのだが、どうも設置方法が気になってくる。大きな地震ではテレビが吹っ飛んでくると言われているくらいだし、固定できるのなら固定しておきたい。

一応今回購入したテレビはローボードへビス打ちすることで固定することはできる。しかし1本打ち込むだけで「倒れなくする」程度のものだ。せっかく一条オリジナルテレビボードがあるのだから壁掛けにしたらどうかと検討を始めた。

壁掛け用金具はたくさんあり、東芝にも純正の金具が用意されている。が、将来またテレビを買い替えることを考えれば汎用性があった方がいい。壁にいくつも穴を開けたくはないからだ。

ということでいろいろと金具についても調べていくことになった。

壁掛けのメリットはなんといってもすっきりすること、そして地震対策として有効であることだ。テレビ壁掛け用金具のメーカーはいくつもあるが、その中でも耐震実験を行っているメーカーがあった。当然そういったメーカーの方が安心できるので、そこから選ぶことに。

金具を購入する際は取り付けるテレビに適性があるかどうか調べる必要がある。大体のメーカーのページで調べることができるので、忘れずに調べておく。というのも、万一取り付けることができない場合の返品条件として適正があるか調べていることが条件となっている場合がほとんどだからだ。

適性があることを確認できた金具の中から選んだのはこちら

TVセッターフリースタイルVA126 Mサイズ

アーム型なので上下だけでなく左右も動かすことができること、アーム型は設置や調整がしやすいことなどメリットが多い。また耐荷重が35kgもあるので、将来のテレビ買い替えでも大抵のものは対応できるはずだ。ちなみに今回買ったテレビは15㎏くらいである。

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テレビと金具が揃ったので、あとはいよいよ取り付けるだけである。

取付については素人でもやりやすいよう、動画による説明やホームページにも詳しい手順が載っている。とはいえ地震対策を一番の条件としている以上、やはりちゃんと知識ある人に頼みたいもの。専門業者に依頼することもできるが、今回はお義父さんにお願いすることに。

一条オリジナルテレビボード

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取り付けるにあたり、一条のオリジナルテレビボードの説明書を引っ張り出してきた。あまり詳しいことは載っていないのだが、説明を見る限りでは100㎏近くでも適切に取り付ければ問題ないと読み取れる。実際の耐荷重は載っていないが、問題ないだろう。

そして取付面は厚さ18ミリの合板となっていて、柱等はなかった。テレビボードの後ろは10㎝程の空間があり、その奥に家の壁があるという形になっている。

テレビボード

さらにテレビボードの取付面には配線用の穴も開いているので、テレビを取り付けても配線がぶらーんと見えることはない。すべて壁の奥の空間を通してローボードの奥へ送ることができるので見た目も非常にすっきりする。

取付に関して気になること

壁側打ち込み用ネジ

では取付開始!と思ったのだが、一つ気になることがあった。上の画像は金具についてきた壁取付用のねじである。ネジの部分が60㎜あり太さもそこそこある。これにワッシャーを入れ、金具を壁に固定するわけだ。

が、ネジをよく見るとネジの頭近くはストレートになっている。大体15㎜くらいだろうか。ワッシャーと金具の厚みは合わせても5㎜あるかどうかくらいなので、壁に埋まる18㎜のうち10㎜近くがこの部分となってしまう。

本来はこのネジは柱の部分に打ち込む前提なので、ネジのすべてが打ち込まれた状態になるので問題ない。しかし一条テレビボードに打ち込む場合は40㎜以上突き抜けた状態になってしまう。

合板の厚さ的には問題ないのは金具メーカーのサイトで確認済みだが、どうもこの部分だけ気になった。お義父さんとも相談してやはり壁の内部部分はネジ状になっている方がいいということになった。

作業中に写真を撮ることを忘れていたので途中経過が全くないのだが、近くのホームセンターでナットを購入。余談だが、ナットやネジは1個から購入できた。便利になったものである。

ネジに購入したナットとワッシャーを通した上で取り付ける。ナットがスペーサーの役割となってネジ下のストレートの部分がほぼなくなった。これで壁に打ち込まれている部分は全てネジ状となった。

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一条テレビボードの合板はかなり固く、テレビ用金具の説明通り直径5㎜のドリルで下穴を開けたのだが、ネジが入っていかなかった。直径6㎜のドリルで下穴を開けてようやくネジが入ったが、それでも電動ドライバーがうなりを上げるほどの硬さだ。これなら強度の面で安心できる。

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金具の取り付けを終えて、配線を整えてようやく終了。自分でやらなくて本当によかった。わざわざ遠路はるばる来てくれたお義父さんには感謝感謝である。

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アーム式の金具の為、左右方向へ傾けることが可能だ。あまりやらないとは思うが、ダイニングからでも見えるようにすることもできる。取り付けや取り外しもアームを引き出してしまえば作業がしやすくなるので、これにして正解だった。

壁に打ち付けるネジだけ考慮することがあったが、ほかは特に問題なく1時間くらいで終わった。一条のテレビボードなら柱を探す必要もないしかなり強力と思われるので、壁掛けにしていない方はぜひ検討することをお勧めする。


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