今回は収納から見ていくことにする。サイズや用途などを考えると、あまり選択肢はなかった。中の仕切りや引き出しが少し違うので、その辺りを確認しておこう。
収納は少なめ!?
我が家の収納は5つだ。そのうち1つは和室の押入で、残り4つはシステムクローゼットとなる。このクローゼットは6坪当たり1つが標準サービスとなっているので、我が家は5つまでは標準サービスとなる。
押入はこの数に入らないので1つ採用しきれていないのだが、無理やり入れて部屋を小さくしたくはなかったので諦めることにした。これに加えて、小屋裏収納と、階段下の収納があるので、しまいきれないということはないと思う。
クローゼットはすべてビターウォールナットの扉となる。押入はオプションの市松模様にしたので、こちらも楽しみだ。
2階の洋室(楽器部屋)の収納は写真がないが、ブックシェルフとクローゼットが背中合わせになっており、楽器部屋と子ども部屋の境に配置される。子ども部屋からはクローゼットとして、楽器部屋からはブックシェルフとして使うことになる。これで1つの収納となるので、我が家が思っていたよりも収納の数は1つ少なく済んだのだ。
内装は出来上がるまでわからない
内装を見ていこうと思う。我が家は基本的に同じクロスを使う。一条工務店標準のものではなく、サンゲツのカタログから選んだ木目調のクロスだ。もちろん部屋毎に違うクロスにする事もできるし、部屋の中でも1面は違うクロスなどもできる。
一条工務店標準のクロスから選んでもいいし、別の会社のカタログからでも構わない。あまり他社製品を好きに選ぶことができない一条工務店の中で、かなり自由度が高いのがこのクロスである。
クロスは建物構造に影響をほとんど与えない。一般的なクロスなら、気密性や断熱性を下げてしまったり、耐震性に影響を及ぼすようなことは無いだろうから、一条工務店も特に制約を設けないのだろう。
玄関から見ていくが、基本どこの部屋も天井は白、壁は木目調、床はブラウンである。部屋毎に変えているわけではないので、我が家の内装仕様はつまらないかもしれない。
逆に部屋毎に変えている場合は、チェックが大変かもしれない。どこをどうしたのかしっかり覚えておかなければならないし、他社のクロスだと型番だけで写真が載らないからだ。
この画像からわかるとおり、玄関とシューズクロークは別にできる。あまりやらないかもしれないが、シューズクロークは比較的プライベートな空間なので、遊ぶのもいいだろう。
広いLDKも壁はすべて木目調。床は濃いブラウンなので、相当なインパクトがあるはずだ。とは言っても小さなサンプルしか見ていないので、出来上がりの図は頭の中での想像しかない。各設備は実物を見てきているのでいいのだが、内装に関しては出来上がるまでどうなるかわからない。
さて、和室は他の部屋と違う内装だ。まず床の間は曙にした。天井は竹を編んだ模様が描かれたものにした。壁も無難なものを選び、市松模様と曙の床の間が映えるようにした。これらはすべて一条工務店のカタログから選んだものだ。
トイレは天井こそ同じだが壁紙、床が違う。壁紙は一条工務店のカタログから子どもが選んだものにしている。白地に小さな四角が点々とプリントされているものだ。水回りであるので、床はクッションフロアにした。貼り替えを含め、メンテナンスが楽なので、採用した。もちろん他の部屋と同じ床にする事もできる。
2階の居室も統一
2階に上がっても基本は一緒だ。最初は2階の居室はそれぞれ好きなものにしても面白いと思っていたが、もしかしたら主寝室と子ども部屋が交代するかもしれないので、結局すべて統一する事にした。
洗面室もトイレ同様、床をクッションフロアにしてある。床が変わるなら、壁紙も変えてしまおうということで、これも子どもに絞ってもらった中からチョイス。画像ではわかりにくいが葉っぱが描かれている。
2階のトイレは1階とほとんど変わらない。壁紙は描かれている四角の色が違うくらいだ。1階は水色、2階はピンクで、ベースは白になっている。
最後は小屋裏収納。ここは壁紙はつかず、ボードがむき出しとなる。まあ、ここは客人どころか我々もあまり入らないので、壁紙あるなしはあまり関係ない。同様に、階段下収納もこれと同じ仕様となる。
様々な設備や、一条工務店の特長ともいえる高断熱、高気密もそうだが、何よりこの内装が楽しみだ。先に想像しかないと述べたものの、正直想像出来ない。自分の完成予想図から、一番「化ける」部分なのだ。だから、楽しみでしょうがない。
仕様確認ももう少しだ。最後まで確認を怠らないようにしていこう。