前回に引き続き、今回は2階の間取り図を見ていこうと思う。オープンな1階に対して、プライベートな空間が多い。部屋数がやや多いので、ちゃんと収まるかどうか。
2階の間取り
これが我が家の現時点での2階だ。2階には風呂、洗面所、トイレ、子ども部屋、楽器部屋、主寝室、バルコニーが配置される。これもうまいこと入ったものだ。
1階同様、一つ一つ見ていこうと思う。
風呂、洗面所、トイレ
水回りは北西に固まっている。1階は玄関とトイレ、キッチンが北側にあるので、概ね水回りはまとまった。
風呂は1坪タイプだ。この収まり具合を見ると1.25坪タイプでも良かったのではないかと思うが、我が家は風呂を長々楽しむタイプではないので、別にこのままでいいだろう。
トイレのすぐそばに洗面所があるので、トイレ内には手洗い場を設けていない。さらにこのトイレには窓がない。バルコニーに隣の洋室から出入りできるように窓をつけたら、トイレ側は窓を付けられなくなったのだ。理由は簡単で、ここも窓にすると耐久性に問題が生じるからだ。基本、家族しか使わないトイレので、全く問題なし。
洗面所は、脱衣場と洗濯も兼ねる。風呂水を使って洗濯し、南側バルコニーで干した後各部屋に持って行くので、基本的には2階で洗濯周りは完結するはずだ。
子ども部屋
北東には子ども部屋がある。風呂北側のバルコニーに移動することができる。北側なので、日当たりが良くないだろう。洗濯を干す目的では使わないが、空を見たりするのには十分だ。
この部屋は収納が1つ、そして窓が3つ付く。前にも書いたのだが、我々としては勉強机を置かないつもりでいる。まあこれは親のエゴなので、将来子どもが嫌がるかもしれない。取りあえず当面はキッズカウンターを勉強机にしてもらおうと思っている。
そのため、この部屋にはベッドが置かれる位だろう。もしかしたらおもちゃ置き場みたいなものがあるかもしれないが、狭くてもスペースは割とあるだろう。友達を呼んで一緒に遊んでも大丈夫だと思う。
楽器部屋
楽器部屋は合奏するわけではないので、この広さがあれば十分だ。特に防音仕様にしてあるわけではないが、極力小さな窓を採用しようと思う。
収納は楽譜関係が多いと思うので、ブックシェルフにしようと思う。このブックシェルフと子ども部屋の収納で1つの収納となっている。i-smartでは6坪に付き1つのシステムクローゼットがサービスとなるが、これなら数を節約できる。
家全体の換気を担当するロスガード90はここに格納される。2階の外壁に隣接した場所というルールがあるが、我が家の中でも一番邪魔にならないところとなった。多少音がするらしいのだが、楽器がなっているから問題ない。
主寝室
10畳を超える主寝室だ。寝る位しか使わない部屋だが、随分と広い。というのも、後に子どもがもし増えた場合は、ここを2部屋に分けるつもりでいるのだ。ここを子ども部屋にして、北側の子ども部屋を主寝室に切り替えるつもりでいる。
2部屋に分けるときのガイドとなるようにタレ壁というものが真ん中にある。これは天井から数十cmほど下がった梁のようなもので、必要なときにここを軸にして壁を取り付けるのだ。
その外、2部屋になっても大丈夫なように、収納や扉を2つずつ用意してある。1部屋の時は何とも不思議な部屋となるが、そこはしょうがない。
南側はバルコニーだ。洗濯物はここで干すことになる。日当たりはかなりいいと思う。我が家の南側は大きな建物がなく、また将来的にも建ちそうな感じがない。ソーラーパネルとともに、日当たりには困らないと思う。
小屋裏収納
2階のトイレ手前くらいの位置に、小屋裏収納に続くはしごが格納されている。普段は天井に埋まっているが、階段を引き出せば行けるようになる。はしごを引き出してもさらに蓋が閉まっているのが特徴だ。この蓋が気密ラインとなっている。高気密・高断熱を損なわないように、分厚く重い蓋がついているのだ。
つまり小屋裏収納自体はこの気密ラインの外ということになる。屋根のすぐ裏ということもあり、温度変化は激しい。熱の変化に弱いものは置かない方がいいだろう。基本は不要だが捨てられないもの、熱に強いものなどをしまう予定だ。
これで我が家の間取りを見終わった。ここから、数回の打ち合わせを経て最終的な図面を完成させるのだ。取りあえずは、今の段階で採用したいと思っているオプションをどれだけ導入できるかを、ゆっくり検討していこうと思う。