144.迫力の上棟(2015-03-19)


本日からいよいよ上棟となる。基礎、土台と進んできた土地に建物が乗っかってくるのだ。9時過ぎくらいに現場に到着すると、もう1階部分の外壁がほとんど出来上がっていた。

本当にそのまま持ってくる

外壁タイルや窓、断熱材などを工場で組み込んでそのまま持ってきて組み立てると聞いていた。聞いていただけでいまいちイメージが沸かなかったのだが、本当にそのまま持ってきていた。

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現場に到着すると、足場が組まれていて、1階の工事が始まっていた。外枠も残すところあと1枚という状態だった。何とか最後の1枚に間に合った。この日8時からの作業だったようだが、1時間強でここまで進んだのである。とんでもないスピードだ。

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こんな風にほとんどの外壁タイルがセットされている。パイプの部分やビスを打ち込むところなど、現場で何かしら作業が必要な部分だけ貼られていない。この部分は最終的に職人さんが1枚1枚手で貼っていくのだそうだ。我が家の場合はその数2500枚程度で、これを1週間くらいかけて貼っていくのだとか。

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窓もそのまま。ヒビ一つ入らず工場からここまで来たのだ。運搬のみならず、クレーン作業でも丁寧に扱っているからこそ。外のサッシはアーバングレーにしたのだが、ブラウンのタイルと結構合っていてかっこいい。

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我が家はブラウンとピンクのタイルを選択した。ここが境目のところだ。綺麗に分かれていて、ピンクもいい色だった。他の建売の外壁に色が近くて、なかなか溶け込んでいた。もう一つの注文住宅が向かいにあるのだが、そちらはブラウンに近い。上手い具合に色が合っていて、すごく浮いている感じではなかった。

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これは2枚のFIX窓の部分。窓の間の狭い部分も、その幅にカットされたタイルがしっかりと貼られている。この細いFIX窓もなかなかかっこいい。開けることはできないので機能的には採光くらいだが、見た目は最高にかっこいい。

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最後の外壁を入れる前の部分。断面を見ることができる。1階部分なので、基本的に木材は緑色になっている。加圧浸透による防蟻処理がしっかりされている証拠だ。ここにこれから最後の1枚を組み込むところだ。

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こんな風にすべてがセットになった壁をクレーンで吊り上げ、まるでプラモデルを組み立てるかのように進めていく。タイルまで一緒なので相当な重量らしく、こんな大型のクレーンが入れない場所ではi-smartを建築できないというのも納得できる。

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最後の1枚を慎重に組み込んでいく。クレーンと大工さんが細かく連携を取り、精密に組まれていく。しかし仕事が速い。聞けばこのチームは上棟専門のチームだそうだ。我が家の3日間が終わると、また別の上棟に向かうのだそうだ。毎日のように上棟を繰り返してきたプロ中のプロだ。職人の長は、いかにも職人といった感じの棟梁さん。そこに5人ほどの若手が付いている。棟梁さん以外はベトナムかフィリピンかアジア系の方々で、片言の日本語は話しているようだった。とっても仕事が速く、かつ丁寧に行われていて、見ていてかっこよかった。

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これは後から組み込む用の断熱材。発泡スチロールをより濃い密度にしたようなもので、現場で切ったりするのが大変なほどらしく、ほとんど工場で加工されている。ビスを止めたり、パイプを通したりする部分の断熱材だけ現場ではめていく。接着などをしているのかと思ったが、はめ込んでいるだけだそうだ。ただピッタリに作ってあるので、一度はめ込むと取り外すのは相当大変だとか。配線が通るようなところはあらかじめ溝が作られている。徹底的に現場の負担が減るように、工場で調整されている。

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