我が家に見学しに来てくださった2家族。先にいらしたご夫妻は、無事に契約をして話が進んでいるようだ。少なくとも我が家に来た事がマイナスにはならなかったのだと思う。
今回、この2家族だけでなく、我が家に来た事がある方々が興味を持ったもの、気になったものを中心に紹介していこうと思う。
Tさんも絶賛!?玄関スペースの洗面台
我が家では、帰ってきてすぐに手が洗えるように玄関から上がるとすぐ右手に洗面台を設置してある。玄関開けて正面にはトイレがあり、タンクがあるものの手洗いはつけなかったので、トイレのあともすぐ脇のこの洗面台を使うのだが、これが使い勝手がいい。
一条工務店で我が家の担当となったTさんも、これはいつも絶賛してくれる。我が家としても重宝している設備の一つだ。ちなみに上についている鏡は、あとからホームセンターで買ってきたものを貼り付けてあるだけだ。洗面台とタオル掛けを一条工務店にお願いした。
下の収納もそれなりにあり、緊急時用の水やちょっとした洗剤などを入れてある。メインの洗面台は2階のお風呂の手前にあるのだが、1階に洗面台があるのは何かと便利だ。
1階にはキッチンがあるので手が洗えないことはないのだが、外から帰ってきたり、庭で畑仕事をした後などはやはりキッチンではなく洗面台で手を洗いたくなる。そのたびに2階に上がるのは大変だし玄関入ってすぐのところなので、家の中のドアノブも汚れずに済む。
ちなみに、玄関ドアを開けて正面を見たところはこんな感じだ。正面に見える引き戸はトイレで、その左側に見える扉はLDKに続くドアだ。このトイレの右側に先ほどの洗面台があるのだが、玄関から入った瞬間は見えない。
水回りが見えると一気に生活感が出てくるが、玄関先だけで対応するようなお客さんなどは、ここに洗面台があることに気づかないだろう。微妙に隠れている感じも気に入っているポイントだ。我が家に訪問してくれた方々も、なかなかいい反応をしてくれたように思う。
もちろんお湯もでるし、洗面ボウルの周りには結構スペースがあるので、石鹸やコップなどは十分置ける。
平置きでもたくさん!カップボードは収納力で勝負
我が家のキッチンにはオプションでカップボードをつけてもらっている。幅180cmで奥行きが広いタイプのものだ。米びつもつけてもらっている。これが収納力がすごくて、引き出しを開けると「おー」という声があがる。
割と食器が多いであろう我が家のものも問題なくすべて入った。以前使っていた食器棚では色々な食器を重ねに重ねてやっと入っていたのだが、今回はサイズも大きくなったこともあり、ほとんど平置きで収納できた。
下の引き出しにほとんどの食器が入ったので、上の部分には乾燥わかめや小麦粉などの乾物をしまっている。背の高いグラスなどは下の引き出しには入らないので、それらも上の部分にしまっている。
引き出しはしっかり最後までひき出せるので、奥にあるものも難なくとることができる。ただし、向かいのキッチン側の引き出しも開けるとぶつかってしまう為、同時に開けるのは難しい。
カップボードといえば、我が家はもう一つ「家電収納型カップボード」も設置している。写真では下段に炊飯器とノンフライヤーがあり、それらは扉を閉めた状態でも蒸気を排出してくれるので使うことができる。
蒸気排出にはスイッチ操作で「自動」にしておけば、蒸気を感知して自動的に運転を始めてくれる。もし、蒸気の有無に関わらず運転させたいときは「手動」モードに切り替えておけばいい。自動モードにしておけば、ご飯が炊けて蒸気がおさまれば勝手に止まってくれるのでとても便利だ。
一つ注意すべきは、上段にオーブンレンジを置いてある部分は蒸気排出機能はない。あくまで下段の部分のみである。オーブンレンジは熱もすごいのであけたまま使うことになる。
予想以上の収納力。床下収納も負けていない!
床下収納は小さめの扉とは裏腹に、そうとうな収納力を持っている。見に来た方々も扉を見たときと、実際に開けてみたときは印象が違うようだ。想像以上の収納力に誰もが驚いてくれる。
我が家で採用したのは5連タイプ。他に3連タイプがあり、値段はそこそこしてしまうものの、その価格に見合った設備だと思う。
扉と同じ面積を持ち、一升瓶も入る深さがあるバケツが5つ連なっている。スライドしていけばすべてのバケツにアクセスできるので、収納力に対して扉が小さくて済むのもポイントだ。
我が家ではストック用のマヨネーズや小麦粉、オリーブオイルやトマト缶、カップめんに塩などあれこれ詰め込んでいる。気密ラインの外側になっているということと、家の地下にあることから年中涼しい環境となるので、「冷暗所」として最適だ。
冬は床暖房を入れていてもこの部分は暖まらないので、冷蔵庫に入れるほどではないとか、室内では暖かすぎるからとかでもここに放り込んでおけばいい。ジャガイモなんかは室内が暖かいのですぐ芽が出てしまうが、ここに入れておくと多少長持ちする。
気になる人が多い、キッズカウンターキッチン
キッチンついでに、キッズカウンターキッチンも紹介しよう。このブログでもさんざん登場してきたが、何回かいてもこの設備の魅力を書きつくすことができない。
すっかり子どもの勉強机になっているが、カウンター下の磁石スペースはとても便利。ペン入れなども磁石のものを用意すれば、ここにくっつけることができるので、机が広々使えるのだ。
もちろん裏側のキッチンでも磁石が使えるので、ふきん掛けやキッチンペーパーホルダーなど、磁石でみんなくっつけておける。どちら側もカウンター幅いっぱいにLEDライトが入っていてとても明るく照らしてくれるのもいい。
これだけの使い勝手で、i-smartでは標準設備として選択できるのも魅力。オプションだろうと思っていたのだが、他のタイプ同様追加料金なしで導入できる。子どもだけではなく大人が使っても使いやすいので、ぜひ導入をお勧めしたい設備の一つだ。
LDK全体に音楽が満ちる、天井埋め込み型スピーカー
ホームシアターを検討していない方にもぜひお勧めしたいのは天井埋め込み型スピーカーだ。もしアンプとサブウーファーを持っているのならばスピーカーだけお願いすればいい。どちらもない場合でも一条工務店にお願いすれば用意される(もちろんオプション)
アンプにつないだものはすべてこのスピーカーから音を出すことができるので、テレビはもちろんのこと、ゲームも迫力のサウンドでプレイができる。アンプによってはスマートフォンと連動できたり、ホームネットワーク上にあるハードディスクに接続できたりするので、それらに入っている音楽を聴くこともできる。
写真では前方3つしか写っていないが、5ch分のスピーカーが埋め込まれているので、後ろからも音が再生される。背後から忍び寄る足音なんかもばっちり再生できるのだ。
我が家ではWiiUでカラオケをすることがあるのだが、大音量でカラオケをするとそれこそカラオケボックスに行ったような空間になる。i-smartはその気密性の高さのおかげで、かなりの音量を出して歌っていても外にほとんど漏れない。
我が家に人が集まったときにカラオケをすることが多いのだが、ガンガン歌っていても外では耳をすませても聞こえないくらいだ。逆に室内では、特にスピーカーの上にある部屋では地響きが起こるくらいなので、「うるさい!」と怒られるとしたら同居人からであろう。
天井埋め込みの最大の利点は、配線が外に出てこないことだ。5chはどうしても後ろのスピーカーまでの配線が必要になる。それがネックで市販のスピーカーを買っても後ろに配置するのをあきらめていたのだが、天井に配線がすべて収まっているので何も気にすることはない。見た目もすっきりなスピーカーが5つ、天井にあるだけだ。
地味ながらあるのと無いのとでは違う、情報ボックス
情報ボックスとは、家の外からひいてくるもの。例えばテレビの線や電話、インターネットの配線などを一度集約し、各部屋に配分してくれる配電盤のようなものだ。
家の外からひいてきて家の中のあらゆるところに配線したいことは多々あるが、やれモデムやらコンセントやらでごちゃごちゃになってしまう。たまに掃除しようと思っても配線がからまっていて、さらに埃だらけで・・なんてこともよくあることだ。
情報ボックスにはモデムなども収納できるので、そういう関連のものをすべてまとめることができる。一つにまとめた上で、各部屋のコンセントに線をつないでおけばテレビもインターネットも電話も使うことができる。コンセントから各機器に1本だけ線をつなげばいいだけなので非常にすっきりとする。
残念ながらオプションであるので追加料金が発生してしまうのだが、思い切って導入してよかったと思える設備だ。コード類のわずらわしさや埃の溜まりっぷりは、思っているよりストレスになったりもするのでこれもぜひお勧めしたい。
i-smartはお風呂もかっこよく
i-smartのお風呂は個人的にかっこいいと思う。我が家は全体的にダークブラウンで統一しているが、お風呂ももちろんあわせてある。これが私のお風呂に対する概念を変えてくれたのだ。
お風呂はやっぱり、目地のタイル貼りで白や青を基調としたものというイメージが強かったのだが、壁と同じ幅の大きな鏡に鏡面仕上げのブラウンの壁、黒い床のお風呂を見てとてもかっこいいと感じた。
性能はいいけどデザインが・・・と言われることが多い一条工務店だが、さすがデザイン側を強化したi-smartだと思える設備である。壁は基本的にツルっとしていて、なるべく目地がないようになっているので、掃除もしやすくカビも生えにくい。
我が家は白にしてしまったが、浴槽を黒にすることもできるので、さらにシックな感じにすることも可能だ。
お風呂のサイズは1坪と1.25坪の2つがあり、我が家では1坪を採用。確かに親子3人で入るには少々狭い感じはするが入れなくはないし、一人で入る分には余裕である。1.25坪にしても洗い場が大きくなるだけで浴槽はサイズが変わらないことには注意。先日いらしたご夫妻も、これだけ広いなら1坪で十分!とおっしゃっていた。
まだまだいっぱい魅力はある
以上が我が家の設備の中でも特に反応が良いものだ。他にも生活していて便利なもの、採用してよかったものはたくさんある。機会があれば、しばらく使ってみての感想を含めて紹介したいと思う。