突然だが、小屋裏収納を採用したお宅はどのくらいあるのだろうか。大きいものから小さいものまであると思うが、採用率はどんなものなのだろう。
楽器部屋と同じ
我が家はちょっと奮発して4畳の小屋裏収納を確保してもらった。気密・断熱ラインの外側に位置するだけでなく、屋根のすぐ裏になるので夏場はかなり暑い。熱に弱いものは置いておくことはできないが、年に1回使うかどうかとか、いらないけど捨てられないものなどを収納するのにはピッタリだ。
小屋裏収納なので、天井は低い。120cmなので直立することはできず、窓も無い。逆にこの条件をクリアしないと部屋の扱いになってしまい、3階建てとなってしまう。
とはいえ、120cmの高さと言うのは収納としてはなかなかのものである。4畳の広さという楽器部屋と同じ面積に120cmの高さまである。普通に平置きしてしまうとすぐに埋まってしまうが、高さを使えばかなりの収納力だ。
とりあえず引越しを終えて、本当にいらないものは処分した。その上で捨てられないものをとりあえず突っ込んでみた。捨てる予定だったカラーボックスも持ち込み、収納力アップに貢献させている。まだそのカラーボックスにはほとんど物を入れていないし、結構無駄に広く物を置いていたりしているのだが余裕である。
今後何十年と使っていく中で、どんどん荷物は増えていくだろうが、この容量ならしばらく大丈夫そうである。子ども関係のものが増えていくだろうが、とりあえずは心配しなくていいだろう。
ただ、この温度では写真なんかはだめかもしれない。置いたわけではないので実際どうなるか分からないのだが、結構な暑さに加えて湿度も高いので写真は変色等があるかもしれない。衣服にとってもあまり良い環境ではないと思うので、大事なものは入れないほうがいいだろう。
それでもこの収納力はなかなか魅力的だ。採用するに当たってはなかなかの金額なのではじかれるかもしれないが、居室の収納とは違った使い方ができると思うので、ぜひお勧めしたいところである。
ちなみに、一条工務店から引渡しのときに予備のクロスをもらっていたが、迷わずここに持ってきた。こういったしばらく出番はないがいつか使うかもしれないものを放り込んでおくのにとっても便利なのだ。
ただし当然ながら、この小屋裏に行くためには天井に埋め込まれているはしごを取り出して上る必要がある。大人1人が通れるくらいのはしごなので、あまり大きなものは出入り口を通過できない。また、重いものは運ぶのに危険を伴うので、2人以上で作業するかしないと危ない。はしごは結構急なので、両手に物をもって上るのはなかなか怖い。おとなしく下と上で1人ずついる状態で受け渡しした方がいいと思う。
ちなみに我が家は小屋裏収納にもコンセントをつけてもらった。何に使うかと言われると困ってしまうのだが、念のためにつけておいた。(実際1回だけ掃除機に使った)あまり必要性はないと思うので、無くてもいいかもしれない。