今回はリビングの隣にある和室と階段部分を紹介しようと思う。市松模様の押し入れのおかげで、スタイリッシュな和室となった。
それなりの値段はするが
広い押し入れの扉には市松ネイビーを採用。H監督曰く、市松はあまり施工したことがないとのこと。おそらくだが経費削減の筆頭になっていると思われる。我が家の場合はキッチンの次くらいに決めたので優先度が高め。結局そのまま生き残ったのだが、これは採用してよかった。和室を客人の寝室とかにしか使わないのはもったいないので、普段から子どもの遊びやリビングの延長として使いたかったのだ。和室っぽくもあり、和室っぽくないi-smartのモダンな和室はとても入りやすい雰囲気だ。
押し入れは引き戸ではなく、中央部分に付けられた小さな取っ手を引っ張って開ける。押し入れの中をよく見ると、左上の方に斜めの壁が見えるが、これは階段の部分。階段下にはこの押し入れの他、隣の床の間、外の勝手口収納が入っているのだが、大工さんが苦心してぎりぎりまで空間を広げてくれた。押し入れももっと階段部分が目立つかと思ったが、かなりすっきり仕上がっている。
床の間もカタログ通りの色
床の間は押し入れよりも階段の低い部分の下に位置するので、せいぜい腰より高いくらいになるだろうと思っていたら、大工さんのおかげでこんなに広くなって大満足。床の間は雛人形を飾るくらいなので、十分なスペースだ。照明とコンセントも完備。泊りに来た人の携帯置き場にもできるだろう。
LED照明をつけたところ。床の間のアクセントクロスは他にも色があるが、我が家はカタログでも施工されていた朱色を選択。曙という名前だったと思う。これはかなりインパクトが強く、隣の市松とともに和室をモダンな雰囲気にするのに一役買っている。
プリーツスクリーンは逆に和室っぽさを強調
一条工務店提携のカーテン業者では、和室の窓にプリーツスクリーンをお願いした。ハニカムシェード同様、上下に開閉できるもので色や素材もいろいろ用意されている。よしずのような感じがあったらと思い、メッシュ調のものを選択した。これがかなり落ち着いた雰囲気を出してくれていて、色物が多い我が家の和室をピシッと締めてくれる。
さきほどのものは遮光タイプのハニカムシェードが向こう側にあった。こちらは通常タイプのハニカムシェードと重ねたところ。それほど光を遮るわけではなく、いい感じに外からの目隠しにできる。
これはリビング側から和室を見たところ。すべてのふすまを閉めるとこんな感じになる。すべて閉じてしまえばこの先が何の部屋なのかはわからない。開けるとびっくりな和室が出てくるわけだ。
この隣にはピクチャーレールが。色がそろっているのでかっこいいし、使わないときも見た目が邪魔にならない。フックは2つだが、ハンガーなどは上に引っ掛けられるのでどんどん使っていこうと思う。
階段室はそれこそ民宿
階段室は縦に長いので木目のクロスが存在感を増す。実際よりもとても天井が高く見えてなかなかいい感じ。大きめの窓も付いていて、日中は比較的明るい。
上から見るとこんな感じ。木に包まれた感じがしてなかなかいい。手すりもちゃんとついているし、これおブラウンなので木目とけっこう合っている。
階段を上がった先にある白い箱は情報ボックス。インターネットや電話、テレビなどの外からの配線を一度ここに集約させ、ここから各部屋につなげてくれる。ほとんどの配線は完了しており、あとは外から引いてくるだけだ。
リビングから階段へ入るところに床暖房の点検パネルがある。ピンク色の不凍液がしっかり充填されているのがわかる。普段は開けることはないので、今のうちに写真を撮っておいた。定期点検の時に開けるのだが、子どもが悪戯したりしないように鍵がかけられるようになっている。
和室がかなりお気に入りになりそうだ。ゆっくり過ごす空間として、ドンドン使っていこうと思う。