今日、東京では54年ぶりとなる11月の降雪となった。一昨日火曜日は季節外れの暖かさで、上着が暑いくらいだったので、雪なんてまさかと思っていたのだが、がっつり降った。
去年同様、11月の頭には床暖房をスタートしていたので、家の中は天国のような暖かさだが外は極寒。
さてさて、i-smartにはすべての窓にハニカムシェードが付いているが、果たしてこの効果はどれくらいあるのだろうか。いい機会だと思い確かめてみた。
床暖房の良さを再認識
まず室温だが、床暖房の設定は全室28℃に設定しているが、外の気温の変化によらず平均して21℃から22℃をキープしている。
今日のような雪の日でも、いつもと同じ室温をキープしてくれている。
ちなみに今日の外気温は5.4℃。これも朝方の気温なので、昼過ぎにはもっと下がっていたかもしれない。
家の中にいるとまさか外がこんなに寒いなんて思わないが、外はしっかり冷え込んでいた。
二重窓と樹脂サッシといえども限度がある
さて、窓はどうだろうか。i-smartの窓は二重窓である。
最近では二重窓を採用するところがかなり増えてきたので、さほど珍しくなくなってきた。
だが、樹脂サッシはまだあまり一般的ではなさそうだ。
窓は触れば当然ながら冷たい。それでもガラス1枚だけの窓よりはましなのだろう。外よりは冷たくなかったので、ある程度の遮断に成功しているようだ。
それよりもサッシだ。サッシは窓よりも断然冷たくない。これはアルミサッシと比べて断熱に大きく貢献している。
さて、やはり窓がある程度冷たい以上、窓際は少しヒンヤリする。これは仕方がないことだろうし、そこまで求めることはできないだろう。
ここでハニカムシェードの登場だ。
ハニカムシェードのあるなしでは・・・
まずは窓際の温度を測ってみた。窓とハニカムシェードの間に温度計を置いて測定した。
結果は12.3℃と、室温の半分ほどしかない。それでも外気温と比べれば7度も違うのだから、窓の性能の高さがわかる。
そして今日一番確かめたかったのはハニカムシェードのすぐ手前の温度。窓から一番近いところだがハニカムシェードでさえぎられている状態で測定した。
18.4℃と室温にかなり近い。やはり窓際ということで部屋の中では寒い位置となるのだろう。それでもハニカムシェードを挟んだだけでこれだけ違うのは驚いた。
ハニカムシェードは素材そのものは薄いのだが、間に空気の層が入る構造である。
この空気の層が断熱性能を高めているのだ。
朝方ハニカムシェードを開けるとヒンヤリした空気が流れてくるのを感じていたが、ハニカムシェードがそれだけ断熱してくれていたということだ。
これからの季節、断熱のためにはハニカムシェードを閉めておきたいところ。しかしながら結露の季節でもあるので、こまめに開け閉めしてバランスをとっていくようにしようと思う。