69.雨水など(2014-09-26)


家は内側だけではない。家の外もまた、家造りの一環だ。とは言っても、我々がどうこうできる部分はあまりない。設計士さんがあれこれ考えてくれた内容を確認するのだ。

浸透トレンチ

外部図_20140925

これが我が家の外回りを含む図面だ。先にも書いたとおり、我々が何かできる部分はほとんどない。例えば汚水の流す先や浸透トレンチなど、すでに土地に組まれているものは手が出しようがない。

ここにあると困るから移動してほしいと言ったところで一条工務店もどうにもできないこともある。水道周りは水道局の管轄だし、その他行政が関わっていたりするので、それらのものをどのように使用していくかが焦点となる。

南の庭先に浸透トレンチというものが書かれている。雨が降ったときに屋根を伝った雨水は雨樋を通って地下に行く。それから家の周りを通ってこの浸透トレンチにたどり着く。

浸透トレンチにたどり着いた雨水は、多数開いた穴から徐々に地面に浸透していく。地中に浸透した水はゆっくりと河川などに流れていくため、水害を抑える効果があるとのことだ。

コンクリートで覆われた都市でも雨水を地中に逃がすことができるため、近年話題のゲリラ豪雨対策にも一役買っているらしい。確かにコンクリートばかりではそのまま表面を伝って、側溝や河川にどんどん流れていってしまう。

この浸透トレンチは、土地の造成時に組み込まれていたのだ。そのため、我が家の雨水は、ここに向かって流し込んであげる必要があるのだ。

建物の四隅に小さな黒丸が5つ書いてある。これが雨樋で、ここを通って地下にいき浸透トレンチへ向かうことになる。北側の雨樋からは距離があるので、長く管を通さなければならない。まあ、屋根はほとんど片屋根で、太陽光を受けるために南に傾いているので、主に南側の雨樋から流れてくると思うが。

その他立水栓からの水もここに流すことになるらしい。もろもろの工事費用はそこそこするが、水害も身近な災害であるのできちんと対策しておかなければならない。ケチるところではないだろう。

GLについて

さて図面には、+016や-032などの数字が沢山書かれている。南東にKBMという文字があるが、このマンホールを基準にどのくらい地面が高いかを表している。付近で最も高いのが、図面には載っていないのだが南西の部分であった。

これらを元に設計GLを決めていくのだ。周りの道路の方が高ければ雨水がどんどん家に向かって流れ込んでしまう。逆に高くしすぎると、土が流れ出て行かないように土留めを高く作らなくてはならない。

うまいことバランスを取った高さにしてあげなければならないため、測量を細かくして設定してくれたのだ。この高さになるように地面を掘り基礎工事を行い、その余った土を処分するのにかかる費用がGL費用として計上されているわけだ。

建物の場所

建物を土地のどこに建てるかも大事な要素だ。我が家は北、東、南を道路に囲まれている。西側は別の家が建っている。斜線規制や駐車スペースなどを鑑みて、いい位置に収めてくれたのだ。

真北はこの図面の真上ではなく、右上の方になる。これが少しでもずれていれば、おそらくソーラーパネル10kW超えは無理だっただろう。何から何まで本当にいい土地を手に入れたものだ。

この図面には参考として自転車や車なども描かれている。実際に置いたときのイメージが出来た。車は南側の市道から東の私道に入り、そのまま頭から入ればいい。北側の私道と東側の私道はT字になっていて、北側の道路は東にも伸びている。出るときはまっすぐバックしていき、T字の交差点で切り返せばいいだけなので、出入りも楽だ。

自転車は野ざらしなので、カバーなどがあった方がいいかもしれない。この感じなら自転車で誰かが来ても結構置くことができる。

エコキュートが西側にあるが、隣地境界線との距離をセンチ単位で調整してくれた。設計側としても三方道路の土地は、こうした微調整もしやすいのだという。そんな微調整をしつつ、建物の場所も定まった。

多くの人に感謝

家造りは設計の段階でも、多くの人が関わっていることに気づく。工事が始まってからは、大工さんや内装屋などが必要だし、仕切役の監督もいるしで沢山いることは予想できる。

しかしながら、設計の段階でもこれだけたくさんの内容があり、そしてそれにたくさんの人が関わっているとは思わなかったのだ。これだけ多くの方々が我が家のために動いてくれる。仕事とはいえ、すごいことだと思う。中には経理の人などのように一度も会わない方も少なからずいるだろう。本当に感謝感謝だ。

打ち合わせが進み、我々の宿題は少なくなった。検討しなければならないことも減り、少し寂しさを感じるほどだ(笑)残る最大の宿題は「断捨離」であることは、まだ考えないでおこう…。


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