38.i-smart仕様一覧その7(2014-08-25)


前回までで内部の仕様が一通り終わったので、今回は外部の仕様を見ていくことにする。内部ほどではないが、外部もいろいろ決めることが多い。

サッシ

まずはサッシのパターンから。

FIX・開き窓サッシパターン

FIXと開き窓から。FIXは開かない窓のことだ。機能というよりは見た目が重視されることが多いと思う。出入口や換気には使えないが採光に使うことができる。吹き抜けの上の方に窓を付けても開けることはできないので、そういったところに採用したり、とても細いスタイリッシュな窓があるのも特徴だ。気密性や断熱性にとって窓はとても重要な要素だ。当然開かない窓の方が気密性は高くなる。一条工務店の特徴を生かすためにも、積極的に採用していきたいところだ。

開き窓は、ドアのように外側に向かって開くタイプだ。引違いの窓よりも気密性が確保できるという。防音効果も高いので、我が家の楽器部屋はこのタイプにしようと思っている。

引違いサッシパターン
引違サッシパターンの大きいタイプ

こちらは引違いのパターン。4.5尺から12尺まである。こちらはスライド式なので外側が狭くても開くことができる。開き窓より大きい窓にできるのも特徴的だ。ウッドデッキに出たり、バルコニーに出たりするなど、人の通りがあるようなところはこちらを採用することになると思う。

スマートバス用サッシパターン

お風呂用のサッシだ。左下の写真に注目してほしいのだが、ブラインドがついている。しかもこれ、2重ガラスの「中に」ブラインドが入っているのだ。だからブラインドに直接触れることはできない。磁石によるつまみで開閉ができるのだ。これならブラインドの汚れは気にしなくて済む。とってもいい!と思っていたのだが、準防火仕様では採用できないとのことだ。残念。我が家の風呂はカスミタイプの窓となる。

サッシ色

サッシの色も決めることができるが、決められるのは外側だけだ。家の中側はホワイトで統一される。室外はホワイト、アーバングレー、ブラックの他、オプションで木目調が選択できる。木目調にしようと思っていたが、これだけオプション。うーん、うまくできている。結局我が家は無難なアーバングレーにすることに。

窓回り

あとはサッシ回りの細かな仕様を決める。大きい窓には大きいハンドルがついていた方が開閉しやすいと思う。
それからほぼすべての窓にハニカムシェードがつく。ブラインドに近いが、断面がハニカム型になっていて断熱性が高い。さらに西側の窓に対しては遮熱タイプといって、中にアルミ箔のようなものが入り光を遮断するタイプのハニカムシェードが標準となる。これなら遮光カーテンはいらないだろう。

その他レースタイプもあり、本当にカーテンは必要ないかもしれない。我が家はカーテン代が結構かかることも考えて、基本的にはこのハニカムシェードで済ませようかと思う。見た目で雰囲気を変える目的でカーテンを付けるくらいだと思う。
ちなみにハニカムシェードは窓枠の中に納まるため、カーテンとぶつかったりはしない。両方採用することも可能だ。

さらにこのハニカムシェードをリモコン操作型に変更することもできる。これなら、うまいことピタゴラスイッチのように組み込めば、朝の起床と共に朝日を取り込むようなことも実現できるかもしれない。いや、やる気はないが…。

後は窓の外に格子を付けるとか網戸を付けるとか。i-smartでは網戸は標準でつかない。高気密・高断熱を生かすため、ロスガードという全館換気システムがあるおかげで窓を開ける換気が基本必要ない。そのため網戸はついていないのだ。それでも春先などは、窓を開けたほうが換気効率はいいだろうし、たまには窓を開けたいという場合は網戸をオプションで付けてもらう必要がある。

ちなみに、開き戸タイプの窓にはロールタイプの網戸が付けられる。これは使わないときはロール状に巻き取られて網戸が見えなくなるのだ。引違いの場合は通常の網戸となるので、常に見える状態となる。

後は防犯ガラス仕様にするかどうか。これは2重ガラスの内側にフィルムが貼られるのだが、破られにくいだけでなく紫外線もかなりカットする。畳焼けなども防げるので、採用したい。と思っていたら、準防火仕様では、むしろこれを付けなければならないということで我が家は全サッシが防犯仕様となった。

屋根や外壁について

外観とバルコニー

屋根に雪止めを付けるかどうか。これはソーラーパネルの場合も取り付けることができる。最近は東京でもとんでもない量の雪が降ったりするし、ソーラーパネルはつるつるしているのでどんどん雪が落ちていってしまう。通行人に落ちたりすると大変なため、我が家も雪止めはつくことになる。

それと外壁タイルの色だ。キャンペーンをいかして我が家は全面ハイドロテクトタイルを貼ることにしている。色は2色まで選べるということで、ブラックとブラウンにするつもりだった。ところが話を聞くとオレンジとピンクも差額なしで採用できるということなので、ブラウンとピンクにすることにしたのだ。
配色については、色を変えるポイントが決まっているらしいので細かく決めることはできない。我が家はブラウンを基本とし、アクセントとしてピンクを使うことにした。

それからバルコニーの手すりに使われるガラスを透明にするかカスミにするか。透明は丸見えになるので無難にカスミに。またバルコニーの床も決めることができる。どちらもそこまで機能の差がないので好みだろう。我が家はWPCの方にした。

玄関ポーチタイルは4色だが、同じような色なので正直どれでもいいと思った。まあ、なるべく濃い色を選らんだが。

水栓

外の水栓は1か所は標準でつく。我が家は北側に車を置き、南側に庭がくる予定だ。洗車と水やりに使うと思うので水栓は1つ追加することにした。散水栓は地面に埋め込んであり蓋がついているので、使わないときは目立たない。立水栓は高さがあるので下にバケツを置いたりすることができる。我が家は両方とも立水栓にしようと思っているが、今度Tさんにもアドバイスをいただこうと思う。

ソーラーパネル

ソーラーパネルの計画

ソーラーパネルは標準ではない。あくまでも初期費用がかからないというだけで立派な、そして一番金額の大きなオプションとなる。初期費用を一条工務店が肩代わりし、10年かけて売電金額で支払っていくのだ。我が家の場合は、売電分では若干たりないので、月5千円ほど追加する必要があるそうだ。それでも20年間のシミュレーションでは200万円以上の利益になる計算だ。

ソーラーカーポート

屋根だけでは足りない場合や、もっと発電量を増やしたい場合はカーポートにも採用できる。ただし、カーポートは建ぺい率に含まれるので、建物でギリギリの場合はカーポートを設置することはできない。我が家は角地のため、もう10%ほど余裕があるのだが、車を置く位置が北側なので意味がない。運よく屋根だけで10kWを超えることができたので、カーポートはなしにする。

雨樋と雨水工事

雨樋の色

雨どいの色も選択できる。基本的には、外壁と合わせる形になるが好きな色にすることもできる。あまり目立たない方がいいと思ったので、外壁に合わせることにした。

雨水工事

雨水工事は行政によって定められていることもあるので、我が家で勝手に決めることができない場合がある。これは今後の打ち合わせで出てくると思うので、この時点ではスルーした。
雨水をためておき、水やりなどに使うこともできる。が、ちょっと高すぎる気がする。これは採用しない方向で決めた。

ウッドデッキ

ウッドデッキ

これも憧れの対象となる(?)ウッドデッキだが、さすがにこのスペースはない。どうしても必要なら、あとあと自分で作ることもできるので、今回はなしにする。また次回にしよう。ん?次回?

防犯警報装置器

防犯アラーム

窓には防犯警報装置器が標準でつく。外部スピーカーを付ければ、外に対しても大きな音を出すことができる。近所の人に気づいてもらえるかもしれない。スイッチで都度切り替えることができるので、子どもの誤動作などでいちいち外に鳴ると困る!という場合は、外部スピーカー側をオフにしておけばいい。

各窓とサッシに装置が付き、窓が開いてセンサーが一定距離以上離れるとブザーが鳴る仕組みだ。窓の装置ごとにスイッチがついていてオン・オフを切り替えられる。

賃貸ではあまり防犯の意識がないのだが、持ち家となれば気にしなければならないかなと思っていた。でもSECOMやALSOKを導入するほどのお金はない。簡易的だが、効果はあると思うので標準サービスをありがたく活用させていただこうと思う。

玄関ドアの鍵

標準玄関ドア

玄関のカギについても決めなければならない。標準は特に特徴もなく、普通の鍵が2つつく。ただし、下側の鍵は室内側のサムターンと呼ばれるつまみが取り外せるようになっているのだ。これで、ガラスを破られてもサムターンを開けることはないので、防犯に役立つのだ。

玄関鍵オプション

私が気になっているのはこちらのオプションだ。今や車ではほとんど標準となっている電気リモコンキー。鍵を身に付けた状態なら、指でタッチするだけで開閉ができる。これなら、鍵の部分に傷がつかないのでいいなと思っていたが、値段が結構高い。これは、他のオプションを考えて余裕があれば採用するということにした。地盤調査で地盤改良の必要がない!となれば予算が100万円以上浮くので、それ次第かな。

なんだかんだで採用したいと思うオプションが増えてきた。まだ金額の合計はわからないが、結構なオプション料金になっていそうで怖い。一度まとめる必要がありそうだ。
でも、一生モノの買い物で後悔したくない。そのためには欲しいと思った部分についてはなるべく取り入れておきたいと思う。そして「やっぱりこれ、いらなかった」とならないように、よーく吟味しておかなければならない。そのためにも家づくりのの先輩方のブログなどを拝見して、判断材料としようと思う。そして、いずれはこのブログもそういった情報を発信できる場としたい。


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