31.仕様打ち合わせ1回目(2014-08-24)


今日から一級建築士の方を交えて仕様の打ち合わせを行っていく。4~5回の打ち合わせで、家の仕様と間取りを決めていくのだ。決めることがかなり多いので、1回の打ち合わせはだいたい3~4時間くらいかかるらしい。

最初はTさんと土地の決済やローンの契約についての説明を受けた。
そういえば書き忘れてしまったのだが、土地の契約後に一条工務店と本契約を結んでいた。土地が確定すると仮契約期間は終わり、手付け金80万円を支払って本契約となる。実際は契約手続き後に専用の振込用紙で納金する。本契約についてはまた今度書こうと思う。

一級建築士、現る

さて、いよいよ一級建築士の方が登場。我が家の担当はWさんという方だ。名刺をいただき打ち合わせスタート。
i-smart仕様ノート
まずは各設備やオプションなどが纏められたファイルをいただく。そして早速開いて最初のページはWさんの自己紹介だった。
Wさんの仕事とプライベートの略歴や、趣味、ご家族などを写真を交えて紹介してある。個人的にはこの自己紹介は大いに意味があることだと思う。ご本人も言っていたのだが、大事な家造りを任せるなら、素性がわかっている方がいい。建築士というのは気難しい人だと勝手に思っていたのだが、ものの5分で変わった(笑)

出身は私の地元から近い、2つ隣の市だった。一条工務店はもともと浜松の会社なので、静岡出身の社員が多いという。かなり近いこともあり、親近感が湧いた。

自己紹介が終わり、軽いスケジュールの確認の後、間取りの話となった。まだラフ図の状態らしいが、2パターン考えてきてくれたのだ。間取りについてはTさんから共有しており、以前ツラツラと書いたメールをコピーして持ってきていた。

間取りのすり合わせ

内心、早く間取り図が見たいと思いつつ、ヒアリングが続く。本人曰わく「出し惜しみをしているわけではないのですが、大きく外れていたら恥ずかしいので…」ということだった。大きく外れていないことを確認して(笑)ついにお披露目となった。
ラフ図1-1
まずはパターン1の1階の間取りだ。オープンステアを採用したパターンだ。
東側に駐車スペースを設け、北側の玄関となる。
玄関の隣はトイレで、さらに隣はユーティリティとなっている。このユーティリティはミシンを始めとする家事スペースとして使ったり、パソコンを置くことを想定している。

LDKは希望通り20畳。リビングにはオープンステアがあり、和室が隣接している。リビングとキッチン・ダイニングはスリッドスライダーで仕切られている。

スリッドスライダーは1つ標準サービスとなるが、上から完全に吊ってあり床にレールが無いのが特徴だ。実家にも近いものがあるのだが、レールにたまったゴミやホコリの掃除は結構面倒なのだ。

オープンステアは開放感の高い階段で、できることなら採用したい。ネックになるのはスペースだ。まず、直線でなければならないことと、オープンステアの下を上手く活用しないとデッドスペースになってしまうということだ。ボックス型と言われる、一般的な階段も選ぶことができるのだが、そちらは曲げることもできるし、階段下を収納にすれば客人の目を気にすることなく、収納できる。オープンステアの下も棚などを置けばいいのだが、丸見えとなってしまう。
ラフ図1-2
2階は、階段上がって正面にトイレがある。北側には5.33畳の子ども部屋と3.5畳の楽器部屋が並ぶ。サイズはやや小さいが、まあこんなものだろう。
東側中央は風呂と脱衣スペースだ。脱衣スペースはかなり小さい上に洗濯機で圧迫されている。風呂場のすぐ南側にある半畳ほどの四角は、全館換気システムロスガード90だ。

南側は主寝室だ。あとで2部屋に分けられるようにドアも収納も2つずつある。この5.25畳の北にくっついてる四角は洗面台だ。脱衣スペースに入らないので、外出しにしてある。

間取りパターン2

ラフ図2-1
2つめのパターン、1階の間取りだ。
駐車スペースは北側で、玄関も北にある。玄関から入って正面にトイレ、左に曲がればLDKに行ける。こちらのLDKも20畳超えている。直列になっているので、キッチンからリビングまで見渡せる。

リビングの隣には和室があり、収納や床の間の上を階段が通る。
1階の間取りは、我が家が考えていたものとかなり似ている。階段はボックス型だが、和室の一部と重ねてあるので、無駄なスペースはそれほど無い。
ラフ図2-2
2階は主寝室が北側にある。こちらは洗面室も風呂と同じくらい確保されている。
南側に6畳の子ども部屋と3.75畳の楽器部屋、その中にロスガードが入っている。

1階の間取りについてはパターン2がかなり理想に近い。これはほとんど手直しが必要ないと思う。オープンステアは魅力的だが、こうやって比べるとボックス型の方がやはり無駄が無い分、広く感じられるのだ。

2階については、楽器部屋の日当たりが良すぎることが気になる。楽器部屋は別に日当たりの良さを求めていないのでもったいない。洗濯物の部屋干しなども考えると、主寝室が南にあった方がいいと思う。
ラフ図2-2改
そこで急遽描き上がったのがこの間取り。南側に主寝室、東の中央に楽器部屋、北側に子ども部屋が配置されている。風呂と洗面室はそのままで、それぞれ1坪ずつ確保されている。
ロスガードは楽器部屋にくっついてそのまま移動し、さらに屋根裏の収納部屋も足してもらった。屋根裏収納へ続く折りたたみ式階段は、風呂場の隣にあるトイレの入り口前だ。使うときは天井から階段を引き出す形となる。

心配していた2階がうまいこと入ってしまった。1階も問題はないし、もう「これで決定!」と言いたいくらいだ。

広さは、パターン1が114.07㎡(34.51坪)で、パターン2は113.86㎡(34.45坪)だ。やはりオープンステアの分、パターン1の方が広くなってしまう。

間取りの基本方針決定

無駄なく理想に近いということで、パターン2をベースに今後進めていくことにした。近いうちに、きれいな間取り図を作成してくれるという。あれこれ間取りのプランを見て悩んでいたが、あっさり決まりそうだ。Tさん曰わく、土地の形がいいことと、三方道路のおかげで変な制約がなく間取りが組みやすいのだと言う。本当にいいタイミングでいい土地に出会ったものだ。

間取りと玄関の関係

間取りでかなりネックになるのは玄関の位置だと言う。道路や土地の形、隣地との関係で、玄関の場所はほとんど定まってしまう。玄関が決まると中の間取りの選択肢も減っていくそうだ。その点我が家は、玄関を自由に決められるので間取りもあまり制約受けずに組めるということだ。

宿題

家具の寸法を測ろう
さて、間取りの方向性が決まったところで宿題が出た。今の賃貸から持っていく家具・家電や買うつもりの物をリストアップし、サイズをチェックしておいてほしいとのことだ。それを盛り込んで窓の位置や間取りの微調整を行うらしい。
家具寸法チェックシート
こんなチェックシートも用意されているので、これに記述していけばいいそうだ。

そんなこんなで、1回目の仕様打ち合わせが終了。今後のスケジュールも決めて、展示場を後にした。火曜日にローンの契約と金曜日に土地の決済がある。これは嫁さんにお願いしてある。次回の打ち合わせでは、仕様やオプションについて決めていくとのことだ。家造りで一番楽しい時期に突入したのだった。
仕様書_スケジュール


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