51.住まいの体験会その3(2014-09-06)

一通りの設備を見た後、まだ抽選会まで時間があったので、もう少しぶらつくことにした。ソーラーパネルの展示や、一条工務店の性能を説明したパネルなどを見て回る。

断熱材

断熱材の紹介コーナーがあった。家を縦に切ったものがあり、中の断熱材がわかる。

まずは壁の断熱材。壁は2枚の断熱材が入っている。1つはツーバイシックス構造の中にあり、シックス、つまり6インチの厚みがある。さらにツーバイシックス構造の外側にも断熱材が入っており、これが一条工務店の断熱性を高めているのだ。

素材は発泡スチロールのようなもので、工場でこの断熱材を組み込んだパネルを建築現場に持ってくる。現場ではそのまま組み上げていくだけで、断熱材を後から入れる必要がない。

これは天井部分の断熱材。素材は壁のものと同じだが、厚みがかなり違う。ソーラーパネルのすぐ下ということもあり、これくらい分厚くしないと維持出来ないのだろう。確か三井ホームも、天井部分はこのくらい分厚い断熱材を入れていると言っていた。

床下部分の断熱材。ここだけ素材が違う。というのも、ある程度の厚みを保持できる壁や天井と違い、床は分厚い断熱材を入れられないらしい。そのため、より薄くても断熱性の高い断熱材が選ばれているのだ。

まあそんないいものがあるなら、家全体をこの断熱材にすればいいのだが、そこは値段との兼ね合いなのだろう。一条工務店は高い性能を、いかに安く提供できるかに力を注いでいると、DVDで社長が言っていた。

いよいよ抽選会

子どもを託児スペースに迎えに行った。爆睡している(笑)
起動中の間、抽選会会場のすぐ近くのベンチで休憩していた。他の団体が抽選会を行っている。結構当たりが多い。2、3回に1回は1等が出ているようだ。

ベンチの近くにおもちゃが並んでいた。こちらは子ども用の抽選会。抽選会と言っても、並んでいるおもちゃの中からほしいものを選ぶことができる。当たりやハズレはない。

子どもも寝起きから起動完了し、早速もらいに行っていた。数あるおもちゃの中から磁石の釣り竿セットをチョイス。別にそこまで釣りが好きということは無いと思う。強いて言うなら「パッケージのサイズが一番大きかった」かな(笑)

そんなこんなでいよいよ抽選会。まずは社長が来ているということで、ありがたいお言葉を頂く。一条工務店はこういう想いで家を造っているんだ！という理念が強く感じられる。そして最後に1等の金の玉を3つ増やして去って行った。

みんな順番に並び抽選会スタート。1等と2等しかない。2等の場合は、お酒かジャム、うなぎパイ詰め合わせのどれかを選ぶことができる。とはいえ、どれもチャチなものではなく、結構な値段がしそうなものだ。

我が家の番が目前に迫る。Tさんが心配そうに見守ってくれている。あくまで個人的に感じただけだが、自分の家の事のように心配してくれていた。我が家はすでに本契約まで交わしていて、よほどのことがなければ解約にはならない。ここで1等が当たっても当たらなくても、Tさんは契約のことを気にしなくていいはずだ。

この住まいの体験会はいろんな展示場から、一条工務店の営業さんが来ている。ひいき目であるとは思うが、Tさんで本当に良かったと思う。もし希望者がいれば、ぜひ紹介させて頂きたい。

とうとう我が家の番だ。子どもに託し、出てくる玉を待つ。クルッと回って出てきたのは赤い玉。そう、2等だったのだ。思わずTさんと顔を見合わせてしまった。まあ、人生こんなものだ。いい土地、営業のTさんに当たっているのだから贅沢なものだ。…と言い聞かせて(笑)
　

我が家はジャムをチョイス。杏と桃の2つが入っているが、かなり大きい。私は、朝パンをよく食べるので、これは楽しみだ。

ふと、子どもを見ると涙をこらえている。それもつかの間、泣き出してしまった。どうやら1等が出なかったことに、責任を感じているらしい。4才ながら、我が家を背負っていたのだろう。

慰めつつ、帰りの準備をする。みんな元のバスに乗り、住まいの体験会は終了となった。丸一日かかったが、かなり楽しかった。早くあのキッズカウンターキッチンに立って料理をしたい。

カップボードなどいくつかの検討材料も新たに出てきたので、じっくり考えることにしよう。