気付けば今年も残り2か月を切ってしまった。時間が経つのは本当に早い。 私は相変わらずだが、皆様も風邪など引かずに健康に年を越せるよう暖かくしてお過ごしいただきたい。

さて、今回は久々の「暮らしのアップデート」の話である。 我が家で長らく活躍していた賃貸時代からの32インチテレビを、ついに50インチの4K液晶テレビ(東芝 REGZA 50M530X)へ買い替えた。
それにあたり、一条工務店の「オリジナルテレビボード(i-smart)」へDIYで壁掛け設置を行ったのだが、付属ネジの形状とテレビボードの合板の厚みの関係で、少し工夫が必要なポイントがあった。
同じように一条のテレビボードへDIYでテレビを壁掛けしようと考えている方の参考になれば幸いである。
1. 32インチから50インチへ!テレビボードの余白問題
我が家には、入居時に設置してもらった大容量の「一条オリジナルテレビボード」がある。 このテレビボード、横幅が167cmもあり、最大70インチクラスの大型テレビまで置ける立派なものだ。
しかし、そこに以前の賃貸アパートから持ってきた「32インチ」のテレビを置くと……。
「余白が多すぎて、テレビがめちゃくちゃ小さく見える……(笑)」
せっかくの広々としたLDKに対して画面の迫力が足りないため、思い切って東芝の50インチ(REGZA 50M530X)を購入。YouTubeやAmazonプライムビデオがリモコンひとつでサクサク見られるようになり、大満足の買い物であった。
当初はテレビボードのローボード上に付属スタンドで普通に置いていたのだが、ここで1つの懸念が生まれた。
「大きな地震が来たら、この大画面テレビが吹っ飛んでくるのでは……?」
2. 地震対策の切り札!壁掛け金具「TVセッター」の選定
REGZAに付属しているスタンドでもローボードにビス留めをして固定することは可能だ。ただ、ネジ1本で「倒れにくくする」程度の気休めに近く、やはり不安が残る。
そこで、地震対策として最も有効な「壁掛け」にすることを決意した。
壁掛け用の金具は、メーカー純正からサードパーティ製まで無数にある。私が重視したのは、以下の3つのポイントだ。
- 高い耐震信頼性(実際に振動試験・耐震実験を行っているメーカーであること)
- 将来の買い替えに対応できる汎用性(テレビのメーカーを変えても使えること)
- アーム可動式(上下左右に動かせて、配線作業やメンテナンスがしやすいこと)
これらをクリアしたのが、こちらの金具である。

- TVセッターフリースタイルVA126 Mサイズ
- 左右に首振りができるダブルアームタイプ
- 耐荷重35kg(購入したテレビは約15kgなので余裕たっぷり)
※金具を購入する際は、必ずメーカーの公式サイトにある「テレビ対応診断」で、ご自身のテレビの型番に適合するか確認してから購入していただきたい。
今回の取付け工事にはこれを得意とするお義父さんにわざわざ来てもらった。万全に万全を重ねたかったのだ。
3. 一条オリジナルテレビボードの「裏側」の構造

取り付ける前に、一条工務店のテレビボードの仕様書や説明書を確認した。
- 取付面:厚さ18mmの合板(ベニヤ)
- 構造:裏側には約10cmほどの空洞があり、その奥に家の柱と壁がある

18mmのしっかりとした合板なので、重いテレビを支える強度は十分にある。さらに、テレビボードの取付面にはあらかじめ配線を通すための穴(キャップ付き)が開いているため、テレビの裏からローボードの中まで、すべての配線を壁の中に隠すことができ、見た目は驚くほどすっきりする。
4. DIY時に直面したネジの「ストレート部分」問題
「よし、取り付けるぞ!」となった段階で、テレビ用金具に付属していた壁取り付け用木ネジ(ラグボルト)を見て、DIYが得意なお義父さんと共に手を止めた。

ネジの長さは60mm、太さもしっかりある。しかし、よく見ると「ネジの頭から約15mmほど、ネジ山のないツルツルしたストレート部分」があったのだ。
- ワッシャーと金具の厚み:約5mm
- テレビボードの合板の厚み:18mm
そのままこの60mmのネジを打ち込んでしまうと、合板の中に収まる18mmのうち、約10mm近くが「ネジ山のないツルツルした部分(ストレート部)」になってしまう。
これでは、肝心のネジ山(スレッド)が合板の奥の空洞に突き抜けてしまい、合板を噛む力が極端に弱くなってしまう。これでは大地震の際にネジがすっぽ抜けるリスクがあり、せっかくの壁掛けの意味がない。
【解決策】ボルトに「ナット」を噛ませてスペーサーにする
お義父さんと相談し、近所のホームセンターで、ネジの太さに適合する「ナット」を1個ずつバラで購入してきた。

ボルトに「ナット」と「ワッシャー」を先に通してから金具に打ち込むことで、ナットが分厚いスペーサー(座金)の役割を果たし、ネジ山のないストレート部分をボードの手前で相殺することができた。これで、18mm of 合板の厚みすべてに、しっかりとネジ山が噛み込む状態を作れたのである。
5. 下穴あけと、超強固な一条テレビボードの硬さ
一条オリジナルテレビボードの合板は、想像以上に非常に硬くて頑丈だ。
金具の説明書には「直径5mmの下穴をドリルで開ける」とあったが、5mmの下穴ではネジがびくともせず、入っていかなかった。
無理をするとネジ頭が潰れるかボードを痛めるため、直径6mmの下穴に調整。それでも、電動ドライバーがうなりを上げるほどの硬さであった。しかしその分、ネジが完全に噛み合って一体化した時の強度は凄まじく、大人一人がぶら下がってもびくともしないほどの安心感を得られた。
6. 完成!壁掛けがもたらすメリット

配線をすべてテレビボードの裏に通し、すっきりと完成した姿がこちらである。

アーム式なので、手前に引き出して角度を調整すれば、リビングだけでなく少し離れたダイニングキッチンからでも、正面を向けて快適にテレビを見ることができる。 また、テレビ裏の配線をいじったり、ホコリの掃除をする際も、テレビを手前に引き出すだけで良いのでメンテナンス性も抜群だ。
何より、テレビの下にスタンドがなくなったことでローボードの上がすっきり片付き、ホコリが溜まりにくくなったのが主夫(私)としては一番嬉しいポイントであった。
遠路はるばる道具を持って助けに来てくれたお義父さんには、本当に感謝感謝である。
まとめ:一条テレビボードは壁掛けに絶対おすすめ!
一条工務店のオリジナルテレビボードは、下地の柱(スタッド)をセンサーで探す必要もなく、18mmの頑丈な合板に直接金具を打ち込めるため、非常に壁掛けに適した構造になっている。
- ボルトのストレート部分(ネジ山なし部)の長さに気をつけること(ナット等のスペーサーで対策)
- 非常に硬い合板なので、下穴の大きさを微調整すること
この2点さえクリアすれば、安全で強固な壁掛けテレビが手に入る。 お部屋の地震対策を強化したい方、リビングをすっきり広く見せたい方は、ぜひ導入を検討してみてはいかがだろうか。


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