13.希望する間取り(2014-08-03)


完成現場見学に行ったその夜、Tさんがタブレットを持ってきてくれた。9インチほどのAndroid端末で、一条工務店用にカスタマイズされていた。中身はカタログや参考用の間取り図、実際に一条工務店で家を建てた方々へのインタビューや一条工務店の設備・特徴の説明動画などが収録されている。最近は、どこもこんな感じなのだろうか。

タブレットを借りる

カタログでは、一部色の変更ができる。床や設備の色などを変更できるので、色の組み合わせをイメージしやすい。この色の床にこのカップボードの色だとこんな感じになるのかーとか、外観のタイル色の組み合わせなどを好きなように切り替えられる。外観については結構参考になった。

i-smartはちょうどキャンペーンで外壁を全面タイル張りにしたときの料金を大幅に下げている。どうやらこのキャンペーンはそう長くは続かないらしいが、このキャンペーンが終わればまた次のものが始まるのだろう。

タイルはTOTOが開発した光触媒を利用した「ハイドロテクトタイル」というもので、キャンペーン中は本来の10分の1くらいの費用にしてくれる。全面タイルばりなどン百万単位のものだが数十万くらいで可能だという。

ハイドロテクトタイル

TOTOの光触媒技術を使ったハイドロテクトタイルとはいったい何者だろう。
簡単に言ってしまえば「光(太陽光)があたると自分でクリーニングをするタイル」なのだ。

TOTOの光触媒には酸化チタンという物質が使われている。この酸化チタンに光(紫外線)があたると活性酸素を発生させ、付着した汚れや有害物質を分解する。さらに高い親水性により、分解した汚れは雨で流れ落ちる。だから、この光触媒を使用したタイルは、紫外線があたり雨が降れば、何もしなくても勝手に綺麗になってくれるというわけだ。
この酸化チタン自体は、絵の具やホワイトチョコなど身近なものに昔から利用されている。また、発生する活性酸素も体内で常に作られているもので、人体に影響はないとのことだ。光は紫外線を含んでいる必要があるが、水のほうは別に雨である必要はないので、雨がなかなか降らない時期でも、ざっとホースで水をまけばいいわけだ。実際はそこまで気にせずほうっておけばいいのだろう。

外壁は汚れていくのが当たり前だと思っていたし、かつ掃除するとなると手が届かないところはどうするんだ!という問題もあり、どう手入れしていくのか悩ましいものだと思っていた。しかし、このタイルであればそんなことを気にする必要がないし、長く綺麗に保っていられるのだ。

一条工務店のキャンペーン

そんなセルフクリーニング能力を持ったタイルを外壁全面に貼るなど、コスト増もいいところだ。だが、キャンペーンで10分の1ほどまで下がっている。
実は完成現場見学に行ったときに見積書をもらっていた。
IMG_4703
この見積書は、特別細かい部分まで計算しておらず、概算であった。まあ、間取りも土地も決まっていないのだから当然だ。ここでは施工面積を99.16㎡で計算してあった。99.16ということは、1階2階あわせて30坪ということだ。その規模で全面タイルにするとキャンペーンにより、21万円となっていた。もしキャンペーンでなければ200万超えということなのだろう。これはぜひ、キャンペーンに乗っかりたいところだ。

キャンペーンはころころ変わっているらしい。我が家の場合はこのタイル貼りとLEDキャンペーンが適用できそうだ。LEDの方は、家中の照明をすべてLEDにお安くできますよ、という内容らしい。
キャンペーンは終わりがあるが、時期については明確でないらしい。このブログを読んでくださった方が一条工務店で家を建てるとなったときは、そのときにやっているキャンペーンの内容と異なるかもしれない。
ただ、何かしらのキャンペーンはやっているらしいので、営業さんに聞いてみるといいと思う。

最初の見積もり

さて、もらった見積書だが中身をみると最終的な見積もり金額は約2423万円となっていた。この見積もりはあくまで想定の規模感でどの程度の予算になるかのイメージのための見積もりで、正直たいした資料ではない。ただ、これをもらってやっと坪単価や大体の内訳が見えてきた。

建物本体として計算式では㎡単価が約18万8千円となっていた。この単価はi-smart 準防火仕様となっている。単価については地域や時期などで変わってくると思うので、あくまで参考程度に考えるべきだろう。準防火仕様で計算したのは、地域によっては準防火地域に指定されているところがあり、そこで家を建てる場合は適合した仕様になっていなければならないのだそうだ。具体的な内容についてはまた後日書くが、準防火仕様にした場合は少し単価が上がるらしい。なので、土地は決まっていないが高いほうで見積もりを取っておいたほうがいいだろうというTさんの粋な計らいだった。

そのほかは長期有料住宅の手続き・諸費用、基礎工事、エアコン3台、カーテン、外構、登記などの諸費用が入っている。項目だけで金額が入っていないものもあるので、この規模でももうすこし高くなるはずだ。それに、家ももう少し大きくなるだろうし、オプションも付く。参考用に間取りが付いてきたが、これも一条工務店がもっているテンプレートのようなものかもしれない。大体こんなものが金額に乗ってきますよーくらいの資料として見ればいいのだろう。まだ仮契約前なのに、詳細が載るわけがないし。

希望の間取り

借りたタブレットで一通りの設備を確認して、間取りを見ることにした。間取り例はかなりたくさん収録されていて、玄関の向きと部屋数での簡単な検索もできる。
玄関の向きは正直どこでもよかったので、我が家は「4LDK」を条件に検索。300件近い間取りが候補に挙がった。これらを参考に自分たちの間取りのイメージを固めていけばいいのだろう。

現時点での我が家の希望は

1階

  • 玄関(シューズクロークも)
  • LDK(20畳以上)
  • 階段(ボックスステア)
  • トイレ(階段下)
  • 和モダンルーム(4.5畳)

2階

  • 主寝室(9畳。後に2部屋に分割できるようにする)
  • 子ども部屋(6畳)
  • 楽器部屋(4畳)
  • 風呂(2畳)
  • 洗面室(2畳)
  • トイレ(1畳)
  • ロスガード(0.5畳)
  • ファインバルコニー

と、こんな感じだ。
LDKを広く取るために、風呂と洗面室は2階に持っていきたい。また現在子どもは1人だが、今後増えるかもしれない。そのときは主寝室を4.5畳の2部屋に区切り、そっちを子ども部屋にして、子ども部屋だった6畳の方を主寝室に切り替えるつもりだ。ツーバイは壁をぶち抜くことは困難だが、壁を追加するのは比較的簡単にできる。タレ壁と言って天井からすこしだけ下げた壁を用意しておけばいいらしい。
楽器部屋は最初は6畳くらいほしいかと思ったが、完成現場見学で4.5畳の和室に入ったときに、4畳もあれば十分だということになった。特に防音施工はせず、窓を小さめにする予定だ。
後は、1階の面積節約のため階段下にトイレを配置した。それとバルコニー。洗濯物を干すのは基本バルコニーにしたいと思っている。洗濯機は洗面室に置くので、洗濯物関連の動線はほとんど2階で完結する。

と、これはあくまでも現在の希望。あとは土地と予算によって泣く泣く削るものや、思ったよりも余裕がある部屋が出てくるだろう。とりあえず我が家の基準ができたので、これと参考用の間取りを比較して、より現実的なものにしていきたいと思う。


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