226.防災(2015-09-01)


9月に入った。このところぱっとしない天気が続いている。9月1日は防災の日。戸建てに住むとまた意識が変わるものだ。

東京防災

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家のポストにこんなものが入っていた。付近のハザードマップや、災害が発生したときにとる行動、防災のための準備などが書かれたハンドブックが入っている。賃貸に住んでいたときは、何となくの防災グッズをリュックに入れておしまいだったが、改めて考えなおす機会なのかもしれない。

まずは我が家から近い避難場所と給水所をマップで確認する。避難所は歩いてすぐのところにあり、給水所は子どもの幼稚園の隣にあるようだ。道は複雑ではないのだが、経路を複数覚えておく必要があるだろう。避難が必要なくらいの災害であれば、道の一つや二つ通れなくなることもあるだろう。

給水所なんかはポリタンクなどを持って行き来しなければならないのだ。無理やり通っていくことはできないだろう。日ごろそういった経路を確認するということと、マップをすぐに出せるようにしておくことが大事だと感じた。

i-smartはどうなるか

たとえば関東大震災が発生したとして、規模にもよるが我が家はどうなるのだろう。仮に東日本級の地震が東京を襲った場合、i-smartはどこまで耐えてくれるのだろう。ツインモノコックで面で建物を支えるということで、かなり強い揺れにも耐えられるとされている。また、1階と2階の間も含めて、床には強い合板をしようしているため捻じれにも強いとのことだ。

一条工務店は対地震の取り組みをかなり前から行っており、ミニチュアではなく実物による実験も多く行っている。一般住宅の免震の採用率は一条工務店がトップだそうだ。残念ながらi-smart、i-cubeは免震ができない。その分建物そのものの剛性を高めているというわけだ。

でも結局のところは、実際に地震が起きてみないとその威力は分からない。同じi-smartだって、ゆれ方や地盤によって被害状況は変わるだろう。起きてほしくはないが、我が家の耐震性能は大地震が起きなければ分からないのだ。それまでは、カタログ上の能力だけが資料なのだ。

今後、i-smartやi-cubeでも免震を採用できるようになるかもしれない。いや、地震に向き合い続けている一条工務店なのだから必ずしてくれるはずだ。我が家にはもう採用できないが、地震大国日本に一条工務店あり!となってほしいものだ。

我が家は可能な限り一条工務店に家具を取り付けてもらっている。テレビボード、カップボードは自分たちで買ってくればもっと安く済んだだろう。それでもプロにお願いして、建物に付けてもらったほうがいいと判断した。それは、何よりも住まいの体験会で地震体験をしたからだ。素人が取り付けた家具が、あの揺れに耐えられるとは思えない。しっかり下地に固定してもらった方が安心できる。

災害は地震だけではない。火事、噴火、水害、風害・・・中にも外にも危険因子がある。自然災害は止めようがないのだから、「起こってしまったらどうするか」を普段から考えておく必要がある。今回このハンドブックをもらって、普段考えないことを考えた。家族で一度話し合い、意思を統一しておく必要もあるだろう。めったに起こるものではないことだからこそ、普段からほんの少しでも意識をして、忘却しないようにしたいと思う。


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