20.土地取得に向けて(2014-08-10)


午前中は保険屋が来て今後の保険の見直しを相談した。私が仕事を辞めて主夫になるのであれば、今の保険内容は過剰気味となる。だから、見直しを相談したのだ。保険料だって馬鹿にならない。

土地取得のための打ち合わせ

さて、午後は展示場へ。今日は土地の契約に向けて打ち合わせをする。いつものTさんに加えて、不動産屋のKさんが展示場に来てくれた。名刺を頂くと「住宅ローンアドバイザー」の文字が。そう、我が家の担当はどちらも住宅ローンアドバイザーの資格を持っているのだ。コレは心強い。早速、土地取得への道のりを説明してもらった。

まずは購入するという旨をその土地を持っている地主さんに伝えるのだが、ある程度交渉をするのが一般的なのだそうだ。Kさんとしては、交渉のスタートとして、100万円を値切った1880万円を提案してくれた。交渉を進めて最終的に端数である80万円を値切り、1900万円で落ち着くのが現実的だろうということだった。我が家としては1980万円のつもりでいたので、80万円も値引きできればかなり嬉しい。取りあえず1880万円で交渉してもらうことにした。

土地の契約は、ローンの事前審査が通っている必要があるらしい。なので交渉している間に、こちらは住宅ローンの事前審査を進めていかなければならない。TさんとKさんがあれこれ相談しながら、一番上手くいきそうなプランを練っていく。

一条工務店提携の銀行もいくつかあるらしく、その中のいくつかに電話で聞いてくれることになった。ざっくりとした概算を聞いて、一番良さそうなところを決めましょうということになった。また、嫁さんは公務員なのだが、福利厚生も上手く使っていく計画を立てた。たまたま、住宅ローンアドバイザーが2人担当してくれたのだが、かなり心強い。しかも抜け道的な内容にならないよう気を配ってくれながら、しっかりと説明もしてくれる。

今日は日曜日なので、明日銀行が開いてからTさんが確認してくれる。そして我が家に連絡をして、どこの銀行にするか決める算段となった。同時にKさんは地主さんとの交渉に入ってくれる。何から何まで任せっきりで恐縮なのだが、これほど心強いことはない。

防犯フィルム

Kさんは帰り、Tさんと家のことを軽く相談した。まず、一条工務店の窓にはオプションで防犯フィルムを付けることができる。この防犯フィルムはかなり優秀で、防犯だけではなく災害にも強いのだ。 

強風に対して普通のシングルガラスは、大体風速30m/sあたりで割れてしまう。これに対して一条工務店の防犯フィルムを付けた窓は風速70m/sでも問題ない。それどころか瓦が飛んできても、中のガラスは割れない。一条工務店の窓は二重ガラスとなっていて、外側のガラスは割れてしまうのだが、内側はひび一つ入らない。
たとえシャッターを閉めていても、瓦が飛んでくるとシャッターを突き破ってガラスを割ってしまうのだが、瓦3枚でもこのフィルムは耐える。
あとは前にも書いたが、紫外線99%カットまでしてくれる。
借家の今はあまり防犯に意識が向いていないのだが、持ち家になるならやっぱり気になるところだ。だから、大体の値段を聞いておきたかったのだ。

すると、意外な答えが返ってきた。この土地のある地域は「準防火地域」なので、基本的に窓には防犯フィルムがついています。というのだ。
前の見積もりのころから「準防火地域の場合は、準防火仕様にしなければならないので、少し単価が上がります。」と聞いていたのだが、この上がった単価にフィルムが入っていたのだ。逆に言えば、このフィルムは外せないのだが、付けたかったのでちょうどよかった。他にも標準より燃えにくい壁になったりするらしい。

さらに朗報があった。我が家はキッチンをi-smartのものではなくi-cubeのオプションであるキッズカウンターキッチンにしたいと思っている。このオプションをi-smartでも採用できるのか聞いていたのだが、なんと差額なしで採用できるというのだ。これで何の憂いもなく(笑)採用することを決めた。

ただ、いいことばかりではない。購入しようとしている土地だが、かなり高く土を盛ってあるため地盤改良はほぼ間違いなく入るだろうということだ。地盤改良が入ると100万円くらい予算が変わる。地盤調査をしなければわからないが、地盤調査員の肩書きを持つTさんが言っている以上、覚悟しておかなければならないだろう。

あとは嫁さんの職の関係で、建物の金額が2%割引になることがわかった。その手続きもする事にした。すごいな公務員。建物が1500万円だとすれば2%とはいえ30万円になる。使えるものはフル動員したいところだ。

そんなこんなでこの日は終了。本格スタートしてから2週間。決まるのがいつかわからないとか言っていたのが嘘のように土地が決まろうとしている。待てばもっといい土地が出てくるかもしれない。これ以上のものは出てこないかもしれない。きっと直感でこれ!ってものを選んだ方がいいと思う。残るはローン。果たしてどうなるのか。


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