17.仮契約とつなぎ融資(2014-08-08)


明日はいよいよ仮契約。一条工務店では仮契約で100万円を払うことになっている。そう、まずここで現金が必要になるのだ。と言ってもドキドキしながら直接持って行く訳ではなく、振込用紙をもらって後日振り込めばいい。一条工務店はトラブル防止のため、必ず振込という形にしているらしい。専用の振込用紙をつど用意してくれる。だから、手渡しは有り得ない。

この100万円だが、後にちゃんと使用される。
一条工務店は間取りが決まり着工となると、建築に関わる総額のまず3分の1を支払う。基礎が終わり上棟の時に3分の1。完成で残りの3分の1と、3回に分けて支払いが発生する。そのため住宅ローンを利用する場合は大抵、つなぎ融資というものを利用することになる。
で、この最初の3分の1から、仮契約で支払った100万円が差し引かれる。だから、この100万円が契約のためだけとか、手数料とかで終わるわけではない。
例えば建物に3000万円かかるとして、1000万円ずつ支払が発生するのだが、最初の1000万円のうちの100万円は、仮契約で支払っているので900万円となるのだ。

さて、もし仮契約後になかなか土地が決まらず白紙になる場合は、この100万円は返ってくる。「1年土地を探し続けたけど、いいものが無かった」なんて時も安心だ。

つなぎ融資

「つなぎ融資」というもの、私は初耳だった。
住宅ローンを利用する場合、原則家が引き渡されてから融資の実行が行われる。引き渡されないと自分のものではないからだ。
ただ、一条工務店のような支払い体系の場合、融資実行までに3分の2のお金が必要になってしまう。先の例だと着工の900万円と上棟の1000万円、合わせて1900万円が必要だ。まあ、用意できれば問題ないのだが、大抵はそういかない。この場合、3分の1の支払いごとに融資してもらうことができる。

でも、当然融資が実行されたのなら返済が始まってしまう。今の借家の家賃とローンの返済などできるわけがない!!とはならず、引き渡しまでは金利分だけ支払い、引き渡し後に正式に返済が始まるのだ。
引き渡しまでは金利で増えてしまった分だけ返済し、元金が変わらないように維持しておくわけだ。当然この額は借りる金額と金利によって変わるので、今の家賃にプラスして、この金利分を返済できるかは十分に確かめておく必要がある。

不動産屋とインターネット

さて土地探しの方だが、おっ!と思ったものがあった。家から割と近いし、建ぺい率40%だが160㎡ある。値段も2000万ちょいで…ん??どっかで見たような内容だな。と思ったら最初に不動産屋で紹介してもらったやつだった。これについてはこっちに書いたとおり、候補にはならない。

土地探しを続けていて思ったのは、意外とインターネットで公開している物件が多いということだ。何となく、不動産屋は隠し玉を持っているようなイメージだったのだが、この物件といいTさんが持ってきた物件といい、ほとんどインターネットで見つけることができる。まあ、本当のお得意さんでなければ出さない物件があるのかもしれないが。

そういった意味ではずいぶんと多くの情報を手に入れることができるわけだ。不動産屋を何軒も巡る必要がない。ただ隠し玉に望みをかけている我が家にとっては嫌な現実だが(笑)

どうなる!?2階の間取り

前回、1階部分の希望の間取りがほぼ固まったことを書いた。2階部分は正直必要な数だけの部屋が入ればいいくらいの感覚だ。多少狭くなっても妥協できる。

1階がほとんどオープンなのに対して、2階はプライベート空間となる。風呂と洗面所、各寝室と楽器部屋。確実に壁の量は多くなるだろう。

間取りプランなど見ていると、主寝室が広いものが多い。さらに大きなウォークインクローゼットが付いているものも多い。ウォークインクローゼットの中で寝られるじゃん!てのも見かける。

我が家は一応9畳としているのでそこそこ広めなのだが、これは後に2部屋に分割する可能性があるためだ。今子どもは1人だが、もし可能ならもう1人欲しい。子ども部屋は6畳なので、さすがに2人では狭いだろう。その時は、主寝室を4.5畳の2部屋に区切って子ども部屋とし、6畳の子ども部屋を主寝室にするつもりだ。

ツーバイ系は、柱ではなく壁で建てる工法だ。壁こそが家を支えるパーツであり、地震や風は壁全体で耐えるようにしてある。だから、あとで壁をぶち抜いて広い部屋にするということは基本できない。その場合はあらかじめ抜いてもいいように設計する必要がある。つまり、その壁有る無しに関わらず、家を支えられるようにしておかなければならない。

逆にあとで壁を追加するのは割と簡単にできるらしい。タレ壁といって天井から数十センチほど垂れたの壁をつけておけば、そこを起点にはめ込んでいける。だから、我が家の主寝室は真ん中にタレ壁が通ることになるだろうが、そこまで気にならないくらいのものだとTさんは何か言っていた。

後に2部屋になる可能性があるので、ドアも2つ必要になる。収納も2つ必要になるだろう。どう組むのがいいかはわからないので設計さんの腕に任せるつもりだが、収納とドア2つは結構なスペースを使う気がする。元々1階に比べて2階は苦労せず入ると思っていたのだが、2階は工夫しないと入らない気がしてきた。
とは言え、2階の居室は基本的に寝るための部屋。少し狭くても別に構わない。

風呂は1坪と1.25坪の2つから選ぶことができる。0.25坪は半畳だが結構差がある。畳を縦に半分切った分広がるのだから、思ったよりも大きい。一条工務店のスマートバスの場合、洗い場が0.25坪広くなり湯船は変わらない。大体湯船は畳1枚分、洗い場が畳1枚、もしくは1.5枚分になるのだ。余裕があれば1.25にしたいが、そこまでこだわりはない。

我が家は、洗面室も風呂と同じく1坪くらいを考えている。ここに洗面台と洗濯機を置き、脱衣所としても使用する。

2階にはロスガード90という全館換気システムを配置しなければならない。大体半畳ほどの大きさで、外の壁に隣接する必要がある。なので、まあいないとは思うのだが、2階のど真ん中に置きたい!!という希望は通らない。

それなりのサイズなので、置く場所はやや悩む。音はかなり静かなので寝室にあってもそこまで気にならない。間取りプランではウォークインクローゼットの中に入れている例もあった。
完成現場見学会でお邪魔したお宅は、洗面室にあった。我が家のような1坪の洗面室には入らないので、ロスガード分拡張する必要がある。これも設計さんに聞くポイントだな。

結局間取りの妄想は膨らむばかりだが、土地は1つも見つけていない。完全にTさん任せだ(笑)まあここは焦らず、ドーンと構えて期がくるのを待とうではないか。夢のマイホーム、楽しまなければ損である。


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