14.土地探しは大変(2014-08-04)


我が家では、洗濯物をバルコニーで干すつもりでいる。そう庭は広くないだろうし、洗面所を2階にするし。ただ雨が降ってしまうとバルコニーでは干せない。

室内干し

一条工務店のi-smartのお風呂は、スマートバスというものが標準となっている。スマートバスの浴槽の上には、パイプがセットできるようにしてあり、室内干し用の物干しも用意されている。なので、何もしなくても取りあえず室内干しの設備があることになる。浴室乾燥はオプションらしいので、お金さえ許せばそれをつけてもいいだろう。

ただ、当然お風呂を使うときはどこかに移さなければならない。
完成現場見学会に行った時にお邪魔したお家には、洗面所に室内物干し用の金具を取り付けていた。

ホスクリーンという商品で、一般に販売されているものだ。
これは、天井にダウンライトくらいの大きさの金具を取り付け、そこに金属棒をはめられるようになっている。金属棒の反対側には丸い輪っかが付いており、そこに物干し竿を引っ掛けたり、角ハンガーなどを吊すのだ。角ハンガーなら1つで足りるが、物干し竿の場合は2つ必要になる。

金属棒はワンタッチで着脱可能なので、使わないときは外しておける。天井に小さな金具が残るだけなので、見た目もすっきりする。
一条工務店のオプションに入っているらしく、値段も市販と大して変わらない。しかも、取り付けまでやってくれるのだからお願いした方がいいだろう。

我が家は、床に置くタイプの物干しを使っているが、場所は取るし背の高いものを干すと床についてしまうしで、今一使い勝手が悪い。結局カーテンレールに掛けてしまったりするが、カーテンレールにも悪いだろうし、カーテンと接触した部分は乾きが悪い。
ホスクリーンならば単価もそれほど高くないので、いくつか付けるようにしたいと思う。

最初の難関、土地探し

さて、今週末に仮契約を結ぶことになり、本格的に一条工務店での家づくりがスタートするのだが、序盤に難関が2つある。一つはローンで、もう一つは土地だ。

我が家は東京のとある市にあり、小さな吹奏楽団に夫婦で所属している。楽団の練習は土日のどちらかで、大体は土曜の夜だ。夫婦で所属しているので、子どもも連れて行っている。夜の練習だと22時近くまであるので、子どもには良くないのだろうけど…。

今は練習場所から近いところに住んでいるので、練習が終わってすぐ帰れば23時頃には就寝体制に入れる。だから、できることなら今住んでいるところの近くがいい。

ただ、この辺りの土地はかなりいい値段がする。前回挙げたような間取りが実現できる所を探すと、土地だけでお金は足りなくなるだろう。だから、近辺の市も候補に入れていく必要がある。
当然近辺も高いと言えば高いのだが、離れればそれだけ安くなっていく。練習場所への距離と、値段のバランスが取れたところを探していかなければならない。

建ぺい率という壁

土地探しで肝になるのは建ぺい率だと思っている。建ぺい率については以前書いた。当然容積率もだが、大体の土地は建ぺい率の2倍以上になっているので、2階建てを考えるのならばあまり気にしなくていい。ただまれに「建ぺい率40%、容積率60%」なんて土地があるので注意をしないといけない。建ぺい率いっぱいの建物を建てても、2階は同じ大きさにできないからだ。1階も2階も同じ大きさにしたいのであれば、「建ぺい率30%、容積率60%」と読み替えておかなければならない。

一般的な住宅地は建ぺい率が40%のところが多いようだ。我が家は、インターネットで、土地を探しているのだが大半が40%だ。一部商業地区が近いところは60%のところもある。

建ぺい率40%と50%は10ポイントの差だが、かなり大きい。1階と2階がほぼ同じ大きさの2階建てで、建築面積が合わせて30坪の家を建てるとしよう。細かいことは置いといて、この場合は土地に対して建物が15坪使うことになる。
15坪=15×3.3=49.5㎡なので、この面積が建ぺい率内に収まらなければならない。建ぺい率が40%だと、土地は約124㎡必要になる。
一方、建ぺい率50%の場合は、99㎡あればいい。
この「100㎡で足りる」と「120㎡あっても足りない」はかなり大きいのだ。インターネットの検索でも、検索条件で100㎡以上と120㎡以上で分けられていることが多い。仮に120㎡の土地で建ぺい率が50%なら、建物は18坪にできる。その差は3坪だが、3坪=6畳なので、1部屋追加できてしまう。

インターネットの検索ではなぜか建ぺい率を条件にできないことが多い。だから、単純に土地の広さだけでスルーするわけにはいかない。我が家の場合、120㎡でも建ぺい率が50%以上なら候補に入るのだ。

時々、とんでもなく広い土地が破格の安さで売られていることがある。この広さをこんなに安く手に入れたら、さぞやいい家が建つだろうと思うのだが、大抵は家が建たない。

建築基準法では、幅4m以上の道路に2m以上接していない敷地には家を建てることができないとしている。まあ、こんな土地に家が建てられるのならあっという間に売れているはずだ。こういう土地は資材置き場や畑にするのだろう。

土地探しは自分との戦い?

土地探しをしていると何とも「惜しい」ものが出てくる。これでここがこうだったらとか、あと一歩足りない感じ。もどかしいところだが、まあそんなものだと割り切って探す方がいいのだろう。何かしらの妥協がないと、ずっと家は建たないかもしれない。我が家は、取りあえず建ぺい率40%なら150㎡以上、50%なら120㎡以上で探している。あるにはあるのだが、やはりどうしても欲が出てしまい、周りの環境や値段をどうしても妥協できなくなってしまう。

ちなみに完成現場見学会の時にTさんがいくつか土地の物件情報を持ってきてくれたのだが、2500万円前後だったためちょっと予算と合わなかった。ただ、引き続き探してくれるそうだ。

インターネットは面白いもので、「東京 土地」と検索しても出てこなかったサイトが「東京 不動産」とか「東京 売り地」とかで調べると出てくることがある。「土地 東京」でも検索結果が変わったりするので、あらゆる言い回しを考えて検索している。

果たしてこんな感じのまま土地が見つかるのだろうか。目標は…年内かな…。うーん。


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