127.i-smartの不満点(2015-02-20)


先日東北で大きめの地震があった。東京は震度1だったのだが、私はその時間会社のビルの上の方にいたので、結構揺れた。

i-smartの不満点

一条工務店のi-smartは、我が家にとって本当に満足のいく家ができると思う。高気密・高断熱、太陽光発電、床暖房、キッズカウンターキッチン、モダンな和室…。住み始めたら、より実感できると思う。そんなi-smartで唯一と言っていいほどの不満点がある。

一条工務店の売りである免震がi-cube系には適用できないのだ。ツインモノコック構造のおかげで、地震に対する剛性は確保しているが、地震の揺れはそのまま建物の揺れになる。住まいの体験会で、免震の威力を体感しているだけにとても残念だ。ダイニングテーブルに置かれたコショウが倒れないほどの揺れの隣では、四つん這いでも転がりそうになっている人たちがいたのは衝撃的だった。

一条工務店の免震は全国でも採用率が高いため、当然i-smartでもできると思っていた。多少金額が高くても付けたいと思っていた矢先、対象外と知り残念だった。一条工務店のアンケートには、ぜひ全商品に免震をと書いたくらいだ。

免震ができないので、家具はできるだけ一条工務店に取り付けてもらうことにした。カップボードも我が家にあるものはやめて、一条工務店のものに変更したし、テレビボードも追加した。揺れるなら揺れるで、なるべく被害を少なくしようと思ったからだ。

私は静岡出身で、子どもの頃から「近々大きな地震が来る」といわれ続けてきた。東京も東京でそんな状態だ。もしかしたら家完成間もなく、大地震が来るかもしれない。完成前に来ることだってありえる。

地震大国に住んでいる以上は、地震から逃れることはできない。地震が起きる前提で、準備をしておかなければならない。家が壊れなくても中がぐちゃぐちゃにならないようにするのは大変だが、できることから準備しようと思う。

今後i-cubeやi-smartを建てる人のためにも、一条工務店には免震対応を頑張ってほしいと思う。


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