以前、和室の押入れの扉が壁と干渉してしまっていて開け閉めがしづらい状態を直してもらったのだが、また閉まりが悪くなってしまった。しかも反対側の扉とも干渉してしまっているらしく、閉じるときに擦れてしまっている。
ほっとくと市松模様が台無しに
閉じにくい、くらいならと思っていたのだが、反対の扉と干渉することで市松模様のクロスが剥げかけてきていた。これは一大事と言うことで、そもそもなぜこうなっているのか調べてみることにした。
これは問題の扉の蝶番付近のアップだ。分かりにくいのだが、壁からはがれかかっているのだ。扉の下の方から、50cmほど上まで壁から離れてしまっている。ねじ止めしてあるわけではなく、ピンのようなものと接着剤でくっつけていたようなのだが、それがはがれてしまったらしい。これはさすがにサポート行きにした。
これまた分かりにくいのだが、下から押されている分、扉がたわんでしまっている。写真ではそれほどでもないのだが、実際に見ると見事に弧を描いているのだ。
監督にかかればあっという間
すぐに監督が来てくれて修理にかかった。さすがに接着剤では効かないようなので、ビスを打ち込むことになった。蝶番の一つをはずし、その部分に1本ビスを打ってもらった。蝶番の裏にあたるので、最終的にはビスは隠れてくれる。
その後微調整をして、無事に修理完了となった。実は引渡しから今まで、手で押し込まないと閉まらなかったこの扉。初めて勝手に閉まるようになったのだ。壁や扉との干渉も無くなり、市松のクロスもこれで安心だ。さすがH監督である。
何回も呼んでしまって大変恐縮なのだが、そのたびに嫌な顔せず来てくれるH監督には本当に感謝している。機械化が進んでいるとはいえ、最終的には人の手で作っている以上、少なからず不具合は出るものだ。作り手も住む側もそのことを認識していれば大きなトラブルにはならない。
今後ももしかしたら何か見つかるかもしれない。その時もきっと迅速な対応をしてくれるだろう。家は完成してからが本当のお付き合いと言っていたが、本当にその通りだと思う。そういった意味で、一条工務店の対応にはとても満足しているし、一条工務店に決めてよかったと思う。こればっかりは展示場では分からない部分なので、ホッとしているところだ。これからもお願いしますね、一条さん!