我が家は一条工務店にスピーカーを取り付けてもらっている。ホームシアター用の5.1chだ。サブウーファーは持参するので、天井のスピーカーだけつけてもらうことにした。
スピーカーとサブウーファーと?
正直に言うと、オーディオ周りの知識がほとんどない。今、パソコンには5.1chのスピーカーを取り付けているので、そのままの感覚で行けると思っていた。が、よくよく調べてみるとサブウーファーを持って行って接続するだけでは音が鳴らないことがわかった。
オーディオはプレイヤーとアンプとスピーカーがあって初めて成立する。プレイヤーは音を電気信号にして送り、スピーカーはそれを音として鳴らす。だが、電気信号のままだととても小さいので増幅するためのアンプが必要になるのだそうだ。
では今のPCはなぜ音が鳴っているのだろう。アンプなんてものはなく、パソコンに直接スピーカーをつなげているだけだ。パソコンの中にはアンプの機能も持っている。アンプとしてのアプリケーションがあり、プレイヤーとアンプの分をパソコンが担ってくれているのだ。
今回新居では、パソコンではなくWiiやPS3といったゲーム機をスピーカーに接続しようと考えている。これらもアンプと一体になっているはずなので気にしなくていいはずなのだが、スピーカー側が問題となる。
スピーカーからの配線を見ると、こんな感じで赤と白のコードがセットになったものがスピーカーの数、つまり5本ある。今使っているスピーカーは、各スピーカーから1本の線が出ていてジャックと呼ばれる端子が付いている。それをサブウーファーにさせば配線は完了となるのだが、新居のスピーカーはそうはいかない。
結局アンプを購入することになった。いろいろ探したが、SONY製品の多い我が家ではSONYのアンプが一番あっているだろうということで、ネットワーク機能を持ったアンプを購入した。
早速セッティングしに新居へ向かった。こういった本格的なオーディオ機器は扱いが初めてなので、説明書を熟読するところから始める。
まあやることは単純で、スピーカーのコードをアンプに接続すればいいのだ。最初の画像でコードに印がついていた。配線を引いてくれた人が書いておいてくれたのだ。1から5まで書かれている。テレビボードに向かって順番に左前、真ん中、右前、左後ろ、右後ろのスピーカーだ。
まずは2本1セットになっているコードを少し切り離す。アンプ側はプラスとマイナスの2つ、接続先を持っているため少し切り離しておかないと届かない。
1cmほど被膜を破る。工具セットを持ってきたのでニッパーを取り出し、説明書通り被膜を破る。
被膜を破るまではいいのだが、コードの印が先端に書かれているため、被膜を取ると何本の印があったのかが分からなくなってしまった。なので急きょメモ書きした紙を挟んでおいた。
全てのスピーカーを接続し、電源コードをコンセントにさして終了。サブウーファーはまだ家にあるので今度持って来よう。とりあえずスマフォから無線で音楽データを飛ばせるらしいので、早速聞いてみた。天井から音が出た。音質もなかなかいい。これで映画などを早く見てみたいものだ。
配線はテレビのローボードの裏に隠せるので、外からは全く見えない。すっきりしたテレビ周りになる。着々と新生活に向かって準備が整っていく。引っ越し準備と片づけ以外は…。