1階が大体見終わったので、今回は2階の居室を見る。1階はトイレ以外はオープンな場であるのに対して、2階はすべてプライベートな場となっている。完全に住み分けができるわけだ。
大きな大きな主寝室
階段をあがった正面には主寝室の出入り口がある。正面に見えるドアも右側に見える引き戸も主寝室につながっている。将来2部屋に分けたときに入口が1つでは困るからだ。
中に入ると天井にSタレ壁が見える。壁を入れる場合はこれをベースにして入れてもらうことになる。エアコンは1台だが、東側にも取り付けられるようにダクト工事はしてある。2部屋になったらエアコンを取り付けることになると思うが、壁に穴を開ける必要がない。
主寝室側から階段方面を見たところ。2つの出入り口は1本の柱で区切られている。先ほどのSタレとこの柱で囲まれた部分に壁を作れば2部屋にすることができる。
バルコニーにつながる大きな窓。南側にあるのでかなり明るい。通常のハニカムシェードであれば、降ろしていてもこれだけ明るくなる。
これは西側の窓。西側の窓には西日対策としてハニカムシェードが遮光タイプになる。先ほどの写真と比べると真っ暗になっているのがわかる。全くといっていいほど光を通さないので、シェードを上げると入ってくる光に驚くくらいだ。西側窓以外の窓も遮光タイプにすることができるが、我が家では採用をせずにベーシックなものとなっている。
収納ももちろん2つ。1部屋として使っているときは使いきれないと思う。片側のみ使って、もう片側は空けておこうかとも思っている。前にも書いたとおり、クローゼットの扉は端を固定していないので、左右どちらにも開くことができるし、開いてからの左右移動も可能だ。
クローゼットの右側にはこんなものがついていた。これはオプションではなく標準で付いてくるものなのだが、ネクタイ掛けだそうだ。ネクタイを1本ずつかけることができるので、何かとしまう場所に困るネクタイがたくさん収容できる。
南側にはバルコニーがある。洗濯物が干せるように外用の物干し金具が4本付けられている。一つの金具には3つか4つほど穴が開いているが、間隔が狭いので複数の物干し竿を挿すことはないと思う。今、我が家には2本の物干し竿があるので、金具を2本ずつ使って通そうと思っている。
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分かりづらいかもしれないが、「|」が金具で「----」が物干しだとすれば、このように使うことになると思う。もしこれで足りないとなれば
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こんな風に3本を横並びにすることもできるだろう。布団なんかはバルコニーの手すりに掛ければいいし、洗濯物が干しきれないということはまずないと思われる。
楽器部屋はいい雰囲気
楽器部屋は4畳。やはり壁紙は例のアレで、加えてこの狭さとダウンライトでかなりいい雰囲気を出している。もちろんエアコンも完備だ。窓はなるべく小さなものを選び、引き戸よりも遮音効果の高いドアタイプにしてもらった。電子ピアノやトロンボーン、クラリネットを演奏することを目的としているので、防音室は採用しなかった。この部屋でまだ音を出していないのでどこまで漏れるかは分からないが、おそらくクラリネットくらいの音量であればほとんど漏れないと思っている。電子ピアノも音量を調節できるため、夜でも演奏することが可能だろう。トランペットやトロンボーンだとある程度漏れることが予想されるので、夜間は無理だと思うが、日中であればご近所の家との距離も離れているので問題ないと思う。
楽器部屋には全館換気システム「ロスガード90」がある。掃除をするとき以外は特に何かするわけでもなく、この本体の音もそこまで気にならない。どちらかといえば、家に2つある排気口の方が音が大きいと思う。が、我が家では特に気にする人はいないので問題なし。
北東でも明るい子ども部屋
2階の北東に位置する子ども部屋。主寝室を2部屋に分けた場合は、この部屋が主寝室となる予定だが、北東なのに結構な明るさだ。しばらくは勉強机を1階のキッズカウンターキッチンでまかなうため、寝るための部屋となる。
玄関上のバルコニーには、この子ども部屋から行くことができる。北側なのにかなり日光が当たるので、布団を干すことができるくらいだ。こんなに日が当たるとは思っていなかったので物干し金具はつけていないのだが、十分乾きそうなくらいだった。子どもはこのバルコニーがとても気に入っているので、大きくなったら星を見たりするのに重宝するだろう。夜な夜な出て行かないように言って聞かせておかないと、夜更かししそうなのが心配だが(笑)
ここはよく開ける窓となるので、防犯の誤作動が多そうだ。その辺りのことやハニカムシェードの扱い方など、子どもにも家の使い方ルールをある程度教えておこうと思う。