251.農業体験??(2016-02-09)


朝、子どもを幼稚園に送り帰ってくると、ポスティングをしている方に会った。我が家のポストにちょうど入れたところで挨拶をしたのだが、聴けば畑をやらないか?ということだった。

30㎡に約30種類

この方は近くに住んでいる方で、これまた近くで広大な畑を持つ方の知り合いだそう。体験農園をやっているから、興味があったらぜひ参加して欲しいということだった。

園主から畑を借りてそこで1年間野菜を育てて収穫するという内容だ。利用料は1年間で41,000円。これは東京では一律この金額だとおっしゃっていた。少々高いようにも思えるのだが、土地だけではなく、農具の貸し出し、種や苗、肥料、講習代など、畑の利用に必要なものがすべて含まれている。当然、収穫した野菜の代金もここに入っている。その方の話では、大体収穫した野菜で7万円分ほどだという。

1年を通して、種まきから収穫を繰り返し、約30種類ほどの野菜を育てるらしい。家の庭で30種類を育てるのはかなり大変だろうし、そこまでスペースは無い。野菜によっては比較的育てるのが簡単なものも、難しいものもある。色々な種類の野菜の育て方をプロである農家の方に教えてもらうというのもなかなか貴重なことだろう。

すべてはプロに教わる

何を植えるか、どういう肥料でどのように育てればよいか。初心者にとって野菜作りというのは壁が多いと思う。しかしここならば、その土地にあった野菜の選定、それぞれの野菜にあった肥料や土作り、育て方などすべてプロが教えてくれるというわけだ。ただ教えてくれるだけではなく、種も苗も肥料も農具もすべて用意されているので、身一つで行けばいい。

こういった農業体験農園というのは各地にあり、自治体によって利用料が決まっている。このポスティングに来た方も、園主に金額を下げたらどうかと相談したこともあるそうだが、そもそも園主が勝手に金額を決めることができない仕組みとなっているので、それはできないとのことだ。

→と言うことだったが、よくよく調べてみると金額は園主が定めていいことになっていた。それでも相場のようなものがあるのだろう。大体どこも4万円前後となっていた。

市民農園は場所だけ借りる為、利用料金はこれより安いが後はすべて自力でやらなければならない。ある程度の知識を持っている人は良くても、私のような素人には難しい話だ。本やインターネットで情報が得られるとはいえ、そういったものでは伝えきれない何かがあり、しかもその「何か」が持つ影響が大きいのだ。

例えば連作障害というものがある。同じ種族の野菜を連続して育てると、土がやせてしまい上手く育たなくなるのだ。だから畑をどう使っていくのか1年2年単位で計画を立てておかなければならない。それぞれの野菜の癖もあるだろう。そういったものは独学で習得するにはかなりの時間がかかる。

そこを農家の方に聞きつつ、どういう計画で畑を使っていくかも決めてもらうのだ。そのため自分の好きな作物を作ることはできない。利用する人は全員同じ野菜を育てていくことになる。利用期間は3月から1月まで。2月は畑の養生期間で、園主の方がトラクターなどを使い、次の年のために土を整えてくれるのだ。

毎日行かなければならないか

毎日来なくても大丈夫と言われても、つい行ってしまいそうだ。一応1週間に2回ほど行けば事足りるらしい。講習会も土日に、同じ内容のものを何回か開いてくれるそうなので、万一いけない日があっても安心だ。場所は我が家から自転車で10分ほどだろうか。あまりに遠いと長くは続かないだろう。

とはいえ、野菜の天敵は青虫。あれは毎日毎日一生懸命卵や青虫を駆除してもいる。キャベツやブロッコリーなど、彼らが好きな野菜を植えたときは頻度が上がると思う。

この体験農園はかなり気になる。だが、夏と冬に数日東京からいなくなることを考えると、上手くやっていけるのだろうかとも思う。夏は私の実家に数日。年末年始は妻の実家に1週間ほど。まあ、それでも我が家のブロッコリーは元気に育ってくれているので大丈夫だとは思うが、夏の水やりがどうなるか。もう少しだけ情報を集めることにしよう。


スポンサーリンク
↓よろしければ、ランキングの応援をよろしくお願いします!↓
にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 一条工務店へ にほんブログ村 家族ブログ 主夫へ

One thought on “ 251.農業体験??(2016-02-09)

Leave a Comment