86.最終打ち合わせを前に(2014-11-07)


いよいよ明日が一条工務店との最終打ち合わせだ。仕様が確定し、発注される。前日となったが、もう一度だけ確認しておくことにした。
何度も見直しているし、前回の打ち合わせでも設計士のWさんとともに1つ1つ確認した。問題ないはずだが、向こう何十年にも関わる事だ。最後にもう一度だけ確認しようと思う。

確認内容は実に多い

我が家にある書類といえば、間取り図、電気図、仕様一覧、外観図くらいだ。これらを元に確認を行っていく。基本的に、ここに載っていないものは採用され無い。入れたはずのオプションがどこにも書かれていなければ「待った」となるわけである。

我が家は基本的にこの4つの書類だけだが、一条工務店側はそれこそ数え切れないほどの書類があるという。担当のTさんですら一度も見ない書類が沢山あるとも言っていた。

我々が受け取っているものよりはるかに細かい仕様、設計などが書かれたものは直接現場監督の方へ行くらしい。確かに、電気図はもらっているが、壁の中の配線図はもらっていない。一筆書きにする必要がある床暖房の道筋だって見たことがない。これらも、設計書があるはずだ。

基礎にしても、ベタ基礎の鉄筋の場所だって細かく決められているはずだ。「適当にまんべんなく」というわけにはいかないだろう。

とりあえずは、仕様一覧と間取り図を見比べながら確認していくことにした。家全体をパーツごとに区切り、それぞれの間取りと設備を確認していく。

数回の打ち合わせで、最初から変わらないものと変更があったものとがある。変更も数回あったり、元に戻ったりしたものもある。そういった場所はより重点的に見ていくことにした。

1階と2階で2枚の間取り図だが、実に沢山の情報があることに気づく。収納1つ、コンセント1つもキチリと書かれている。間取り図では確認できない色などは仕様一覧で確認し、逆に仕様一覧ではわからない配置場所については間取り図で確認していく。

間取り図は、主に設備が載っている間取り図と照明やコンセント、スイッチが載っている電気図がある。設備側の間取り図を一通り見終わり電気図にかかる。

コンセントを中心に細かく確認していく。3口コンセントに変更したもの、2口のままにしたところ。LANコンセントにしたところ、テレビ線を引くところ。今回、外部の業者からもコンセントを調達しているので、それもちゃんと書かれているか。

一つの見落とし

電気図もコンセントと照明を見終わった。残るはスイッチだ。玄関などのように沢山の照明スイッチが纏まっている部分は、確認が大変だ。1つ1つつながり先を追って見ていくしかない。

実際は複数のスイッチが固まる場所にはネームスイッチを採用しているので、どれがどのスイッチかわからないということは無い。が、電気図ではスイッチから伸びふ線を追っていかなければ、どのスイッチかわからないのだ。

1階を見終わり2階に差し掛かったところでふと気になるものを見つけた。

2階電気図_20140925

2階に上がってすぐのところにスイッチがいくつかある。ここに小屋裏収納のスイッチも配置されているが、ホタルとなっていたのだ。

ホタルスイッチと似たものにパイロットスイッチがある。ホタルは照明がついていないときに緑のランプがつくスイッチだ。反対にパイロットスイッチは照明がついている時に赤いランプがつくスイッチだ。

例えば外用の照明はセンサー式のため、基本的につけっぱなしにしておく必要がある。外から帰って来たときにスイッチが切れていたら意味がないからだ。

ただ、センサー式だから人が近づかないとついているのかどうかわからない。そんなとき、ホタルスイッチが緑色に光っていればスイッチが入っていないことに気がつく。だから、外部用の照明はホタルにした。

反対に小屋裏収納は基本的に照明はオフになっているはずだ。使うときだけスイッチを入れるので、常に入っている必要はない。さらに、普段は小屋裏収納の中の様子はわからない。つまり電気を消し忘れていてもわからないのだ。

そこでパイロットスイッチにしておけば、赤いランプがついている=電気つけっぱなしとなるわけだ。これならすぐに気がつくことができる。

と思っていたのだが、ここがホタルになっていたのだ。よくよく思い出してみれば、スイッチ周りはそこまで細かく確認していなかった。前日に気がついてしまったが、変更は間に合うだろうか。すでに夜は遅く、明日打ち合わせに行ってからTさんに報告しようと思う。

その他は大丈夫そうだ。この1点だけ、間に合うことを祈るばかりである。


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