27.貯蓄と収入と支出と(2014-08-18)


さて、無事土地の契約も交わして、住宅ローンの本審査へ向かうことになった。住宅ローンの融資額は4,300万円。土地が1,880万円なので、残る融資額は2,420万円だ。これを超える分は現金を用意するか、他から借り入れるかのどちらかとなる。

現時点でどのくらい足りないのか。これから引き渡しまでの貯蓄で賄えるくらいのものなのかを確かめるため、計算してみることにした。

用意できるお金と融資

まず、我が家の貯蓄状況だ。現時点での貯蓄は314万円で、ここから一条工務店の仮契約金100万円と土地の手付け金90万円を支払っている。なので、残り124万円。

次に嫁さんの財形貯蓄が190万円。本当はもう少しあるのだが、この時点では9割までしかおろすことが出来ない。財形貯蓄は基本的には引き渡し後におろすのだが、我が家のように先行して崩すことがもできる。ただし、その場合は9割までという制限がかかり、残った分は引き渡し後となるのだ。

そして嫁さんの実家から100万円。どちらの実家からも援助はないだろうと思っていたので、正直これは嬉しすぎる誤算だ。ありがたく頂戴する事にする。

とりあえず総額を見たいので、仮契約金と土地の手付け金を支払う前として、この3つの合計は604万円だ。これに銀行からの融資4,300万円を足して4,904万円がとりあえずの我が家の総資金と呼ぶことにする。

かかるお金

では、かかるお金を見積もっていこう。まず土地が1,880万円だ。そこに諸費用が124万円プラスされる。この諸費用には不動産屋の媒介報酬額や登記料などが入っている。土地の手付け金90万円はどこか闇に消えるわけではなく、土地代として使用される。先行して払ったというイメージになるわけだ。

次に一条工務店側の見積もりだ。
まず仮契約金100万円が必要となる。そこに本契約での80万円がプラスされる。前にも書いたが、この80万円は今後かかってくる諸費用、例えば登記やつなぎ融資の手数料、長期優良住宅申請などに使われて、余った分は最後に返ってくる。

まだまだブレる可能性があるが、現時点での建物側の見積もりは、外構も入れて2,900万円だ。全て合わせると、5,084万円となった。先ほど出した総資金は4,904万円なので、180万円の不足となる。なので、現時点では一条工務店への建物代金3回のうち2回までは支払うことが可能だ。不足分は引き渡しまでに用意できればいい。

今後貯まるお金と出てくお金

財形貯蓄はもう貯蓄をストップして手元に置いておくことにした。これからつなぎ融資の利息払いも始まっていくので、貯蓄せずに手元に来てほしいからだ。となれば、毎月7万円の財形貯蓄分と合わせて、毎月15万円くらいはプールできる予定だ。ただし、これは私の給料がある前提なので、最後の給料が支払われる3月までの話だ。そこから先のおよそ3ヶ月間は7万円くらいずつ貯めていくぐらいだろう。仮に9月から3月まで15万円、4月から6月までを7万円とし、12月のボーナスから30万円を出したとして156万円だ。

土地の融資が8月末に実行されれば、9月から利息払いがスタートする。月々約16,000円だ。そこに2月から随時建物側の利息払いが加算されていく。大体の計算だが、9月から1月が16,000円、2月から4月が29,000円、5月と6月が46,000円、7月が55,900円となる予定らしい。総額は、314,900円となった。

結局のところ、180万円の不足と利息払いの32万円に対して、これから用意できるお金は156万円。56万円が足りないということになる。ここはこれからの打ち合わせで、オプションや建物の面積などを削って調整するか、または別のところから借り入れるかとなる。

嫁さんの共済で、借入を行うことができる。制限がややキツくうまいこと組まないといけない。極力使わないで行きたいところだが、可能性としてはある。

恐らく有識者からすれば、ギリギリ過ぎて笑いすら起きないような状況だろう。これで変動金利が暴発すれば破産決定である。我が家としても賭けに出ようと思ってはいなく、リスクはなるべく減らした状態にしたい。しばらくは計算機とのにらめっこが続くだろう。

気になる、他人の懐事情

他の人はどんな感じなのか。最近よく思う。一生ものの買い物に対して、可能な限りリスクを無くすということはみんなやると思う。でも、家の理想像もあるはずだ。落としどころをどうやって定めているのか、本当に気になる。我が家はだいぶ理想の家造りを優先しているため、比較的リスクは高いと思う。そこは嫁さんの公務員パワー頼みにしているのが実際のところである。

ブログを見回しても、ここまでぶっちゃけて書いてくれるところはあまりない。他人の懐具合はとても気になるが、他人に知られたくない内容なのも事実。ここでは結構オープンにしてしまったが、まあ一つのケース、しかも割と特殊な(?)ケースとして参考にしていただけると嬉しい。

と、偉そうに書いたものの、誰もこんなのを参考にはしないよな。。


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