15.土地とローンの不安どころ(2014-08-05)


私こうめいは通勤時間が大体1時間半ある。今はもっぱら通勤時間も土地探しだ。

我が家の近くに形は悪いがそこそこ広く、しかもこの辺りでは考えられないくらい安い物件が見つかった。線路沿いということで安いのだろうが、電車の本数はそこまで多くないし、我が家はあまり気にしないということで候補に入れることにした。

土地候補発見…!?

ここなら、生活圏は全くと言っていいほど変わらないし、駅も近いので文句なしだ。形は確かに悪いのだが、土地が広いので建物は問題なく建つはずだ。
駅が近い線路沿いではあるが、まだブレーキをかけるゾーンではないので鉄粉もあまり気にしなくていいだろう。

線路沿いの考慮点として、音と鉄粉がよくあがる。音は言うまでもなく、電車通過時の音である。一条工務店の気密性の高さで、そこまで気にしなくていいだろうと思っているし、頻繁に通る路線でもないので音はクリアとした。

鉄粉は、主に電車がブレーキをかけるときに線路との摩擦で舞い上がり、洗濯物や家を汚してしまう。体にも良くはないだろう。ただ、ブレーキをかけず普通に走っているときはそれほど出ないはずだから、ブレーキゾーンを外れていれば大丈夫だと思う。むしろ幹線道路に面していた方が、排気がすごそうだ。

家の近くということもあり、実際に会社の帰りに見に行ってみた。が、結果諦めることになった。

その土地は袋小路の一番奥なのだが、そこに行くための道路がかなり狭い。i-smartは工場でパネルを作ってから持ってくるので、大型のトラックとクレーンが敷地にたどり着けなければならない。一応この土地の裏は、公共施設の広い駐車場があるので交渉すればと思ったのだが、そもそもこの軽自動車でギリギリの道路を普段行き来したくない。立地、値段、広さともに全く問題ないのだが泣く泣く諦めた。

私道持分??

我が家から少し離れたところにまあまあ良さそうな分譲地があった。土地には番号が付いており、1番と10番が売りに出ていた。新しく開発したところのようなのだが、他の数字は見つからない。ということは、他は全て売れて残った所なのだろうか。

1番と10番は私道を挟んで東西に向かい合っており、どちらも南側は市道、北側は私道で、この2区画は三方道路に面している。
面積はどちらも126㎡ だが、若干土地の形が違う。

ここまでは、なぜ売れ残ってるのかわからず、何か問題があるのだろうと勝手に思っていた。当然のようにスルーしようとしたのだが、建ぺい率50%・容積率100%の文字が見えて詳細のページに進んだ(笑)

値段は2000万円をギリギリ切る1980万円。土地の形も悪くないし何より三方道路など好条件ではないか。ますます売れ残っているのが気になる。他の、少なくとも2番から9番までの土地はこれよりいい条件なのだろうか。それとも何か見えない情報があるのだろうか。

注意書きなどをよく読むと、ちゃんと所有権となっているし、建築条件なしとなっている。都市ガスだし、南側の市道は6mとなっている。
ちなみに建築条件なしというのは、何を建てても自由という意味ではなく、どこのハウスメーカーで建ててもいいということだ。逆に建築条件ありの土地には、決められたメーカーで家を建てなければならない。ハウスメーカーを一条工務店に決めた我が家は、当然建築条件なしが必要となる。

多少駅から遠いのだが、近くまでバスが通っているのでそこまで気にしない。グーグルのストリートビューで確認したが、まだ畑だった。最近できた分譲地なのだろう。

注意書きに「私道持分/42条1項2号道路(193.27㎡)持分 1/11」と書いてあった。正直どういう意味なのかわからなかった。193.27㎡ なんて、敷地超えてる!なんて思った。単純に読めば何てことないのだが、どうしても頭に「売れ残っている」という言葉がよぎり、疑ってしまう。結局保留という何とも言えないステータスとなった。

よく言えば閑静

もう一つ、これも我が家から離れたところになるのだが、良さそうな分譲地があった。そこは2区画で、近くに神社があり周りは緑が多そうな感じだ。

車を置くであろうスペースはすでにコンクリートになっているので、多少外構費用が浮くだろう。
ここの最大の弱点は、周りに店が乏しいこと。少し買い物に行きたい!となっても車が必要だ。

後はかなり離れたところに安く広い土地があった。建ぺい率30%なのだが、面積が200㎡ を大きく超えているので、建坪としては十分確保できる。しかし遠い。

…と、なかなかこれ!とはならない。時間が空けば土地の情報を見ているような状況だが、進展はない。お金に余裕があれば、早く決まるのだろうけど。

次の土曜日は一条工務店との仮契約だ。その時にまたいくつか土地の物件を持ってきてくれるらしいのだが、ここまで見つからないと絶望的なのではないかと思ってしまう。
もちろん土地が無いわけではないし、我が家の予算で買えるものはたくさんある。でも、大抵は家が小さくなってしまうのだ。オプションの1つや2つの妥協とは訳が違う。神頼みというか、Tさん頼みというか(笑)そんな日々となった。

ローン審査に引っかかる??

ローンについても悩みがある。来年には私が主夫となるので、ローンは嫁さんが組むという話はした。嫁さんは大学に入る際、育英会で奨学金を受けており、その返済がまだ残っている。この育英会の返済が残っていると、住宅ローンの審査に引っかかるのではないかと心配している。

住宅ローンの審査方法は公開されていないのでわからないが、少なくとも返済中のものがあれば響くはずだ。住宅ローンを借りられたとしても、家庭の返済可能額から返済中の月額を引かれてしまう。

例えば、我が家が月10万円までなら返済可能だと判定されたとしよう。その額を元に融資額を決定する。(当然実際はこんな単純ではない。)ここで、月々1万円の返済をしなければならない借金が残っているとしよう。その場合は、住宅ローンに対しては月9万円まで返済可能だと判定される。当然その分融資額は下がる。さらに借金の返済を過去に滞らせたことがあれば、最悪審査に落ちてしまう。
ようは、銀行関連のブラックリストに載っているかどうかなのだが、確認のしようがない。

それであれば、手持ちの貯金を崩してでもこの育英会の返済を終わらせた方がいいかもしれない。こればっかりは素人ではわからないので、住宅ローンアドバイザーの資格を持つTさんに今度相談することにした。

しかしマイホームというのは前途多難だ。これからどんな方向に行くのか全く見当もつかない。来年か再来年あたりに笑ってマイホームを満喫しているのか、何かを我慢しながら暮らしているのか、はたまた今の賃貸に住んでいるのか。楽しみと不安が混じった日となった。


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