12.完成現場見学会(2014-08-02)


今日は完成現場見学会。家から車で3~40分くらいのところにあるお宅にお邪魔する。
朝一でTさんがお迎えに来てくれた。車に乗ると、ジュースをくれた。暑い日なのでこれは助かる。子どもも喜んでいた。

移動の最中、昨日まとめた質問を順に聞いていく。回答については後述することにしよう。

そんな質問攻めをしている間に到着。展示場で見たような外観で、すぐにどれかわかった。
分譲地としてまとめて出していたらしく、周りも建築中の家がいくつかあった。

完成現場到着

中に入り、手袋を受け取った。いろいろ開けたりしたいだろうからということで、用意してくれていたのだ。子どもにもくれぐれも傷つけたりしないようにと、前日に言ってある。
人の家のことなので、あまり詳しくは書かない。何となくのサイズ感はわかったかな。

そして、今日の最大の目的である「楽器の音がどのくらい漏れるか」を検証すべく2階へ。
ナント2階には、小さいながらも防音扉を持った部屋があったのだ。防音扉と言っても、分厚いとかそういうわけではなく、ドアの部分にパッキンがついているだけだった。
嫁さんがクラリネットを準備している間に、私は外に出た。玄関を開けた瞬間に、面している道路の車の音が結構大きいことに気づいた。実はこんなにうるさかったんだと、玄関出るまでわからないくらい、部屋に音が届いていないのだ。

楽器の準備が整い、窓を開けたまま音だし開始。さすがに聞こえる。車の音を越えてしっかり聞こえる。そしてTさんがそのまま窓を閉めた。その瞬間、車の音だけになった。どれだけ耳をすませても楽器の音が聞こえない。窓の向こうでは、Tさんがまだ吹いているよーとジェスチャーをしてくれているが、まったく聞こえない。これは思った以上に音漏れがない。

次に交代して、私が楽器を吹く。持ってきたのはトランペットだ。クラリネットよりも音は大きいので、こっちは漏れると思う。
ここで、2階ではなく1階に下りてリビングで吹いてみることにした。嫁さんも、キッチン側の窓の外にスタンバイ。
結果は、普通に聞こえたらしい。「あー楽器の練習しているなー」と感じるくらいだったと。うるさい!という感じではなかったようだが、まあこんなものだろう。とはいえ、1階だから窓に近いことと、2階に比べて圧倒的に窓が大きい。2階の小さい窓の部屋なら、あまり漏れないかもしれない。そこまでやらなかったんだけど。。

家の中はめちゃくちゃ響く。これは、あらかじめ聞いていたので驚かなかった。すごく響いて聞こえるのも、高い気密性によるものだろう。別に、家の中がうるさい分には問題ない。どうしてもうるさければ静かにするよう言えばいいだけだし。
防音室はいらないと思う。窓は極力小さくしたほうがいいとは思うけど、特別に防音工事などは必要ないと思った。

断熱性の実感。そして…

検証が終わり、1階の和室へ。ここの和室は4.5畳で、我が家が考えているのと同じ大きさだった。これだけあれば寝泊りするのも十分だし、子どもが遊ぶのにもリビングの延長としても十分だ。
和室で、車で聞けなかった内容なども聞いたり、一条工務店での家作りの流れを一通り聞いたりした。あとは、Tさんが見つけてくれた土地の情報をいくつか見た。
土地は、これ!というのはなかったのだが、この短期間でよくみつけてきてくれたなーと思うような仕事ぶりだった。

で、そんな話をしていてふと気づく。冷房をつけていない。
クーラーはもう稼動できるようになっているのだが、つけていない。すべての窓を閉め切った状態なのに、少し暑いかなくらいだったのだ。これには驚いた。外はかなり暑かったはずだ。高断熱・高気密については申し分ないほど実感できた。

話も終わり、そろそろ帰るというとき、我が家からTさんに一言伝えた。
「一条工務店でお願いしようと思います。」
前日、嫁さんとあれこれ話した結果、一条工務店で決めていいだろうとまとまった。展示場に行ってから、いろいろ調べて比べてきたが、総合的に我が家が用意できそうなお金で、満足いくような家が建つのは一条工務店だろうとなった。一番の決め手は営業がTさんであることだがw

というわけで、次回仮契約を行うこととなった。一条工務店では仮契約、本契約、打ち合わせ、工事着手承諾、着工、上棟、引渡しという流れとなっていて、その仮契約の部分を今度行うのだ。ここから具体的な話をどんどん進めていくわけだ。

質問の回答

  • i-smartは免震できるのか
  • →できない。

  • 風呂を2階に配置するのは標準なのかオプションなのか
  • →標準

  • シューズクロークの中はどうなっているか
  • →空間だけ

  • 和モダンルームの内容(設備など)は
  • →床柱、押入れ、床の間

  • 和モダンルームの押入は、システムクローゼットの個数に入るか
  • →入らない。システムクローゼットではないただの収納も個数に入らない

  • 和モダンルームのふすまは、2枚かつ片寄せできるか
  • →むしろ3枚にしてどちら側にも寄せられる&取り外すこともできる

  • オープンステアにどのくらいの広さが必要か
  • →部屋が正方形に近いときつい。

  • キッズカウンターキッチンのダイニング側下の収納は、両方可変にできるか
  • これは調べます。

  • 床下パントリーに虫は来るか
  • →来れます

  • 吹き抜けのサイズは自由にできるか。また1階の配置制限はあるか
  • →多少ある

  • 風呂を2階にすると、その下は天井が下がるか
  • →聴くの忘れたw

  • エコキュート、ロスガード、床暖房点検版に配置制限はあるか
  • →ロスガードは2階で外とつながる必要がある

  • 1階は極力壁を無くしてオープンにしたい
  • →中の間取りは結構自由

  • 強化壁は必要か
  • →木ねじで止めたいのであれば強化壁にしたほうがいい

  • 「標準」と「標準サービス」の違い
  • →「標準」は無くせばその分安くなる

  • システムクローゼットの奥行きはどれくらいか
  • →90cmと60cmの2種類ある

免震はできないとのこと。セゾンなど木造軸組みのほうは免震にできるが、i-smartとi-cubeのツーバイ系は不可能だそうだ。残念。。ただ、他のメーカーでは免震はあまり期待できないだろうし、一条工務店の耐震の方が信用できるんじゃないかと、自分に言い聞かせたw

和室のドアは意外な答えだった。ふすま3枚は耐震の関係でだめかと思ったんだが、あっさりOK。これはとっても良かった。

オープンステアについては、やはりこのままだと厳しそうだ。この訪問した家はボックスタイプだったが、なんと階段下はトイレだった。収納だけかと思ったけど、トイレが入れられるならかなり場所を節約できる。オープンステアの見た目よりも、ボックスの機能性の方が上回りそうだ。

後は床下パントリーに虫が来るかどうか。展示場では、パントリーに何も入れていないのであまり虫は来ないものの、掃除するとやっぱり小さな虫が中に入っているそうだ。そういった意味で「来れます」なのだとか。まあ、当たり前か。

壁は標準では石膏ボードになっているらしいのだが、木ねじをしっかり止めるのであれば、これを普通の木材壁に変更(=強化壁)にしたほうがいいとのことだ。

多くの質問を嫌な顔一つせずに、ものすごく丁寧に答えてくれたTさん。一条工務店での家作り、これから本格始動ということになる。そうなると、次の課題は「土地」ということになる。と同時にローンも解決しなければならない。山場が迫ってきているが、そこは信頼できるTさんがいるのでそこまで不安ではない。自分たちでも勉強しつつ、Tさんと相談しながらいい家が建つように、これから進めていこうと思う。


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