87.残土問題と最終打ち合わせ(2014-11-08)


とうとう最後の打ち合わせだ。7月の終わりから続いた打ち合わせは、これで終わりとなる。長いとは感じなかった。むしろもう終わってしまうのかと思ったくらいだ。

土地の瓦礫

先日久々に土地を見に行った時に、ホースの切れ端や鎖、ガラスの破片などが落ちていたことに関して、Tさんから返事が来ていた。

すぐに土地の販売を行った不動産の担当に確認してくれたらしい。さらに造成した売り主にも確認してくれたらしい。とりあえず不動産のKさんが現地を見に行ってくれて、ホースや鎖は見当たらなかったが壁の下地探しのようなものは落ちていたとのこと。

さらに、残土処理の対象とならないものは撤去してもらうように手続きしてくれた。見積もりに載っている金額以外が発生することはないとのことだ。一条工務店の提携不動産だからなのかわからないが、対応は早いししっかりしてくれていて助かった。

鎖はかなり錆びていたし、半分地面に埋まっていたので見つからなかったかもしれない。ただ、ホースの切れ端が無かったのは気になるところだ。ホースは壁の下地探しの近くにあったし、7~80cmほどの鮮やかな水色だったので見逃すとは思えない。

となると、誰かがこの短期間に回収したことになる。ホースは比較的きれいだったし、捨てられたのも最近なのかもしれない。まあ、どちらにしろ綺麗な状態で地鎮祭を迎えなければならないので、年明けにちゃんと確認・処理をする事にしよう。

唯一の変更点

さて、最後の打ち合わせが始まった。ところが設計士のWさんがいない。聞くと、急遽福島で仕事をする事になったらしく、しばらく戻ってこれないらしい。福島は復興で建築ラッシュとなっていて人手が足りない。設計士となると、より足りないらしくWさんも向かうことになったそうだ。まあWさんとTさんは連絡取り合えるのだから特段大きな問題にはならないだろう。

まず最初に2階のスイッチについて相談してみた。Tさんの返答は、変更する場合は本日の着工手続きは行えないということだった。スイッチ一つの変更でも、直すべき書類が沢山ある。それらをしっかりと直した上でないと、手続きできないということらしい。

これには正直困った。手続きが長引けば上棟枠を変更しなければならなくなる。一条工務店は品質担保のため、1週間あたり地域ごとの上棟数を制限している。大工さんなどが掛け持ちして質が下がらないように配慮しているのだ。

間に合わないとなれば上棟の時期を遅らせるしかない。先の上棟数が空いていなければ、どんどん遅くなっていってしまう。つなぎ融資のこともあるし、これは避けなければならない。

結局はスイッチ一つの話だし、足りない!とかというわけでは無いのだから、そんなに悩むことでは無いのだろう。そんなことを考えているとTさんから「ここがホタルスイッチで常に光っていれば、夜中にトイレに行ったりする時に見つけやすいかなと思いますよ」と、フォローがあった。

確かに、このスイッチと一緒に廊下のスイッチもある。一応足下灯はあるのだが、ここが光っていてくれた方が見つけやすい。ということで、ものの5秒で変更なしを決めたのだった(笑)

打ち合わせ完了

最終打ち合わせは前回仕様の確認を行っていたため、書類への押印が中心だった。太陽光発電など建物以外の書類もあり、なかなかの数だった。嫁さんが黙々と押印するのを見守り、この日は終わりとなった。

これで正式に発注となり、フィリピンにある自社工場でパーツの作成が行われるわけだ。ツーバイなので壁単位で作り海を渡って現場に届けられる。それを基礎の上に組み上げていくわけだ。

基礎が始まるのは来年2月。それまで動きはなくなる。毎週のように来ていたこの展示場もほとんど来なくなるだろう。Tさんに会う機会もぐっと減る。

取りあえずはこれで一段落。後は着工が始まるまでに草むしりをして地鎮祭と地縄張りを迎えればいい。そして外構の打ち合わせを忘れずにしていくのが今後の流れとなる。

さあ、もう後戻りはできない。完成が待ち遠しいが、それまでゆっくりと主夫修行をしながら待つことにしよう。


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